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会議番号:3744 開催期間 2024年04月05日- 04月12日
「政府は、子どもに接する仕事に就く人に性犯罪歴がないか確認する制度「日本版DBS」を導入するための法案を(3月)19日、閣議決定しました。犯罪歴を最長で20年照会できることなどが柱です。」(2024年3月19日NHK)という報道が流れました。 ベビーシッターや保育士、塾講師や教師など、子どもに直接接する職業の人が、子どもとの関わりや立場を利用して、子どもに性的な暴力を与える事件が後を絶ちません。 日本版DBSは2023年9月に一度法案が提出されていましたが、「制度の対象となるのは「裁判所による事実認定を経た性犯罪の前科」。「条例違反」は前科である以上対象に含めることが望ましいものの、条例を定める自治体ごとによって内容にばらつきがあり、国が把握する仕組みに課題があるという理由などから、制度の対象に含めるかどうかはさらに検討が必要とされました。」(2023年11月2日NHK) また、「対象となる事業者は学校や保育所、児童養護施設など公的な機関とされ、学童や塾、習い事などの事業者については任意の利用」(2023年11月2日NHK)となっていたことも問題点としてあがっていました。 今回の法案のポイントは以下です。(2024年3月19日NHKより、一部編集) ・学校や認可保育所など、法律上、認可の対象となっている施設は「義務」 ・その他については、「認定制度」を設けて、研修や相談体制の整備など、一定の条件をクリアした場合は、前科の確認の対象となる ・放課後児童クラブ=いわゆる学童クラブや認可外の保育施設のほか、学習塾やスイミングスクール、ダンスなどの芸能を教えるスクールなど、民間事業者も一定の規模以上であれば対象 今回の日本版DBSは事業者がこども家庭庁に申請を出し、性犯罪歴がない場合は「犯罪事実確認書」を事業者に交付。性犯罪歴がある場合は、本人に事前通知し、本人が内定辞退なら事業者に犯罪歴が通知されない仕組みになっています。 私としては、現状ではちょっとややこしい制度になっているような印象を持っていますが。 みなさんは、「日本版DBS」法案を閣議決定 。関心ありますか? 関心ある方は、なぜ日本版DBSが必要なのか、そもそももっとこんな仕組みだったらいいのになどの投稿もいただけたらと思います。関心がないという方は、ぜひその理由を教えてください。★高祖議長の過去の円卓会議より・子どもが1年生になるときの「小学生の壁」、知っていますか?・埼玉県「虐待禁止条例改正案」取り下げ。良かったですか?・こども家庭庁、期待しますか?高祖議長の著書【どう乗り越える?小学生の壁】が3/12発売されました。親の仕事や考え方に合わせるのではなく、子どもの権利をベースにしながら、子どもの考えや意見を聴きながら対応していこうという内容になっています。たくさんの生のお悩みの声や対応方法も集めて紹介しています。ぜひご参考にしていただけたらと思います。<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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