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会議番号:3752 開催期間 2024年06月28日- 07月05日
こんにちは。税理士の板倉京です。一週間よろしくお願いします。 私はNHKの連続テレビ小説「虎に翼」が大好きで毎日楽しみに見ているのですが、今週は相続問題でもめ事を起こした家族の話が描かれていました。 主人公の友人(梅子さん)が、夫の遺産相続でわがままな息子たちや姑・愛人に悩まされるといった内容です。 ドラマなどでみる相続問題は、「自分勝手で欲張りな人のせいで相続トラブルになった」というように描かれることが多いですよね。 でも、実際は、全員がいい人であっても遺産分割はむずかしいのです。 たとえば、3000万円の現金を3人で分けるとして、赤の他人同士であれば、1000万円ずつもらえば何の問題もありませんよね。 でも、それを家族で分けるとなると、事情は変わります。 たとえば、 長女は、親の面倒を見ていた。 長男は、海外の大学の留学費用をだしてもらった。 次女は、結婚して遠くに住んでいて、半年に一度程度帰省する。 これを3人で納得のいく分け方を決めるのは難しいと思いませんか? でも、一見解決方法がなさそうなこんな問題でも、事前に家族でしっかり話し合いをすることで、解決することはできるのです。 税理士として相続の仕事をしている中で「相続対策」をしなかったばかりに、相続税や遺産争いで困った思いをしている人をたくさん見てきました。 相続対策の第一歩は「相続について家族で話をする」ことです。 事前に家族で話し合い、どんな財産があるのか、その財産をどう分けるのか、相続税はかかるのかなどのステップを踏んでいくことで、大概の相続トラブㇽは避けられると考えています。 そこで今回は「相続について、家族で話し合っていますか?」という質問をさせていただき、みなさんのご意見を伺いたいと思います。相続というのは親のことだけでなく、パートナー、ご自身のことも含みます。 すでに話し合っているという方は、どんなきっかけでどのように話し合いを進めているのか、話し合ったことで見えてきたことなどを教えてください。 まだ話し合っていないという方は、なぜ話し合いしていないのか、必要があると思うかなどのご意見をお聞かせください。 みなさまのご意見をお待ちしております。 ★板倉議長の過去の円卓会議より・人生後半を楽しむお金。準備していますか?・自分の資産額、把握していますか?・遺言書、書こうと思ったことありますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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