佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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富永誠一さん

特定非営利活動法人 全国社外取締役ネットワーク 事務局長

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僕はもともとエンジニアなんです

佐々木

少しご自身のことをお伺いしたのですが、お生まれはどちらですか。

富永

生まれは長崎ですけれど、育ちは横須賀です。4歳ぐらいからですね。

佐々木

それはお父様のお仕事か何かで?

富永

父が若いころ海上自衛隊にいたことがあるので、佐世保で生まれて、呉を経由して、横須賀と。その道のコースに乗っていました。

佐々木

そうですか。それで横須賀には何年まで?

富永

横須賀は大学院までだから、24歳までですね。

佐々木

そうですか。そうすると、厳しいご家庭?

富永

どうでしょう?普通じゃないでしょうか。特段に厳しいという印象はないですね。

佐々木

でも富永さんはお話をしていても、規律が正しい方である印象をうけます。

富永

それは家庭というよりも、今は仕事自体がかなり厳しいので、仕事に鍛えてもらっていると言った方がいいかもしれません。「コーポレート・ガバナンス」を語る身として、自分に規律がないのはマズいですね(笑)。

佐々木

清く正しく美しく生きようと。

富永

美しいかどうかは分かりませんけど(笑)、それはありますよね。

佐々木

それは器も人を育てていることなのかもしれませんけど。そうすると、お父様、お母様からの学びというか、今の富永さんがそういったコーポレート・ガバナンスが重要だと、こういう仕事をやっていこうと思うまでの育ち方というか、どういう影響を受けてきたのかと思うんですけど。

富永

僕はもともとエンジニアなんです。大学も工学部の電気工学科で、大学院では半導体の研究をしていました。父が無線のエンジニアをしていたので、そこに至る過程では多大な影響を受けていると思いますけど。

佐々木

でも何かマジメにやろうとか。

富永

倫理感や規律を持ってやろうということは根底にあるかもしれませんね。コーポレート・ガバナンスとの関連でいうと、ガバナンスは理というかロジックの世界ですから、理系の人がハマりやすい。その意味では、影響をもらっているのかもしれません。


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