働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3307 開催期間 2014年08月29日- 09月05日
先週末は札幌で時間管理講座を開催しましたが、参加者には、「佐々木さんの話を聴くといつも元気が出るから来た」と言ってくださる方がいます。また様々な企業から、女性管理職のための研修や講演、また、女性管理職を増やすための研修や講演等依頼されますが、その度に管理職になることの大切さを様々な視点でお伝えし、同時に女性たちの「気」も高めるようにしています。やる気、元気は、前進するためにとても大切です。 「管理職」について様々な「事例」を I statement で投稿して下さいまして、ありがとうございました。さすがピアのみなさんの投稿は具体的で、私もやり取りが楽しいです。読んでいるだけでも元気が出ます。 現在、投票結果をみると、YES 71%。2012年の61%よりもUPしました。 いつもにこにこ頑張ろう!さんは、管理職になって「仕事がしやすくなりました」とのこと。dosanko さんは、すでに100人のチームリーダー! そして成果を上げているということで立派です。上の立場に立つことの利点を、「仕組みを改善することで」とおっしゃるように、管理職になることで改革の裁量を持つことができるのは、一番のポイントですね。 yakuyaさんの「要求だけ社員」のままでなく「管理職という明確な責任」が欲しいというのも嬉しいですし、cheerさん、素敵じゃないですか! 全く同感です。「管理職も目指します。皆にもステキな時間を過ごしてもらい、かつ利益を出せる会社にしたいからです」なんて。 わが社では常にスタッフを募集していますが、採用条件が、まさにその人の貢献度です。仕事ができる、安定している、に加えて、気持ちがキレイ、前向きなど、チームに必要な要素が大切なのです。そして今その人がどんな立場でも、組織に大きなプラスの成果を作れば、会社はその人をチームに入れたくなる。 私たちなどは、正社員、契約社員、派遣、アルバイト等どの形態もOKで、横移動も可能、そして管理職にもなって行くことができるのですが、管理職は、自分の貢献度以外に、他人の貢献のサポートもしていくというのが大きな違いでしょう。cheerさんのような仕事ぶりであれば、どんどん今の会社で管理職になられて、大きな貢献をされていくことでしょう。 ですから、かんぱちさんの「管理職には職務経験のほか人格も求められます」に同意。ただ、「チャンスがあるとすれば10年後」は、わかりません。これはどうして? 待つ必要はありません。意思表示をすると、早くポジションにつくかもしれませんよ。 先日の国際女性ビジネス会議でも、「管理職になりたい」「このポジションで仕事をしたい」などと明確に意欲を口にすることが、上司の気付きや人事決定に関係するという話がでました。ぜひ、社内で、お気持ちを表明されたらどうでしょうか。10年ではなく、来年、今年に、ポジションが与えられるかも知れません。 紅うこんさん、お子さんが小さい今ではないのではないか、とのことですが、管理職になることと労働時間は、無関係です。むしろ、上に立つ人が短時間労働を推進し、成果を見るように仕組みを変えていけばいいのですから、今の仕組みの中で、お子さんを育てるのではなく、今だからこそ、はやく昇格試験を受けて、ルール提案のできる立場に行きましょう! あさなすさん、「上層部とメンバーとの板挟みになっている姿を見ています」「子育て真っ盛りの現段階ではNO」なんて言わないで。その男性たちにも子どもがいるのではないですか? 私たち女性が子どもを育てながら管理職になり、ルールや慣習を変えていくからこそ、新しい組織が生まれます。ぜひ、上に! あきんぼさん、「管理職になることで生じる休日出勤や残業時間を考えると、割に合わない」と感じられているということ、残念です。「割に合う」というのが、どういった意味か私にはわかりませんが、むやみな労働時間の増加を変化させる権限があるのは管理職ですから、だからこそ私たちがその役割について、組織変革を起こしていったらどうか、と私は考えています。どうですか? tulipさん、海外とはどこの国でしょうか。管理職になることは、多くの場合、「人と社会に貢献する」に直結します。従業員の働き方、労働時間、成果の上げ方等の仕組みを作るのも、また、新しい仕事の内容や方向性を決めるのも、管理職です。もちろん、アルバイトのDAY1から、「人と社会に貢献する」のですから、どの立場でないと貢献できないということは一切ありませんが、多様な貢献ができることや社内ルールの変革は、管理職になるとしやすいということです。 最後に、linaさんも、海外から、有難うございます! どちらの国でしょう。 「大企業の管理職になりたいとは思いませんが」「自分のやり方を指導できる環境で管理職になりたい」ということですが、なぜ大企業ではだめなのでしょうか? 何がブレーキになっていますか? 「今の環境では……」と二の足を踏んでいる方もいるかと思い、会議3日目に向けて、女性管理職へのブレーキとアクセルについてディスカッションしたいと思います。 今、管理職を目指すことを躊躇している人は、何がブレーキとなっているのか、を教えてください。今、管理職の方、また管理職に向かっている方は、アクセルを踏んだのはなぜか。前進した理由を教えてください。あるいは、何か躊躇することはあったなら、課題をどう乗り越えたのか、教えてください。 週末に札幌で開催した「ピア交流会」にて、個人事業主やフリーランスの人は、今週の「働く人の円卓会議」にはどう回答したらいいのか、と質問を受けました。英語で、「Be your own boss 」という表現がありますが、今週の円卓会議では、個人事業主やフリーランスの方、また起業しているが従業員はいないという方も、イエスで投稿し、なぜ自分のボスになったのか、という視点で投稿いただけたらと思います。 確かに、起業も選択のひとつですが、企業に女性管理職が増えると多くの人たちの働き方に影響が出せます。この点もみんなで議論したいと思います。 引き続き、イエス、ノーの投票後、 I statement で投稿して下さい。楽しみにお待ちしています!★佐々木かをりの過去の円卓会議より・管理職になりたいですか?(2012年8月)・ゲームチェンジさせたいこと、ありますか?・今年の満足度アップ。手帳を活用できそうですか?・I statement で発言していますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.