イー・ウーマン（ewoman）

朝と夜の習慣化（kazuoi・34）

ネットの台頭により、新聞のほうがタイムリーではないこともあるが、じっくり考えたり詳しく見てみるには新聞がいいと思う。私の場合は出勤前と自宅に帰ってからの1日2回読んでいます。朝はざっくりと要点のみ、夜はじっくりと社説等を読んでいます。一時WEB版を読んでいた時もありましたが、やはり新聞は紙のほうが読みやすいです。

確実に視野が広がっている（まちじょ・埼玉県・34）

7年前、結婚した頃から、夫がずっと購読していたという日経新聞を読むようになりました。初めはただ何となく、「世の中はどんな感じなのかな」という気持ちで軽く目を通すだけでしたが、あるとき、「少子化」の及ぼす影響について連日のように書かれてあり、自分もそれに向けて動かないといけない！という気持ちに。それから助産院を開業し、今では日経新聞に目を通さないと一日が始まりません。新聞は自分の人生を変えてくれたと思っています。

全部にざっと目を通します（Ｔｏｈｋｏ・東京都・45）

数年前に電子版に切り替えたのですが、ネットニュースのように読むのではなく、PCやスマホから「紙媒体」を読むのが好きで、継続しています。ざっと流すだけでも世の中の概要をつかめるし、ネットでキーワード登録していなかったニュースに目が留まることもあります。あと、紙面の組み方や題字などから、記者さんの考え方が伝わってくるように感じられるのも、紙媒体を読むメリットだと思っています。

情報の重要さと広さ（DiamondBar・東京都・46）

私は新聞を広げて、まずざっと全体を見ます。重要な記事は大きく上の方に配置されており、たくさんの記事の中での重要度が一目でわかります。また自分にあまり興味がないよう記事も自然と目にするため、Webなどで自らは見に行かないような情報も知るきっかけとなります。また新聞の記事は解説があることが多く、肯定派と否定派の双方の意見が出ていることも、自分なりの考えを構築するのに役立っています。

読んでいます。紙とネットで。（オッタム・愛知県・46）

新聞も紙とwebの双方で記事を発信しているので、webの契約を追加して両方で読めるようにしています。webの利点は、速報で読めるのと保存しやすいこと。紙は一覧性に優れていることと、落ち着いて読めることでしょうか。スマホで読んでいるとなぜか頭に入らないというか、考えながら読む気持ちにはいりにくいですね。先日、それが私だけでなく一般的な傾向らしいという研究成果があったというニュースを読んで、やはり、と。

新聞は一覧性が魅力です（yn58・東京都・47）

新聞は大人のたしなみだと思います。災害時はTwitterなどのSNSが確かに便利です。ただ、ネットのニュースは自分がクリックしたもの、その関連記事しか目に入ってこないので、どうしても限定されてしまいます。新聞は、興味がない分野のニュースでも一応タイトルは目に入ってきますし、世の中で何が起きているのか確認もできます。仕事相手との話題にもなります。もちろん、新聞が報じないニュースというのもあるので、アンテナをはっている必要はあると思います。

複数から情報を得ています。（mumu・東京都・49）

一つのテーマで情報を集めるとき、一紙だけではなく、複数の新聞から情報を集めることが多いです。テレビからの情報も悪くはないのですが、視覚に訴えたりセンセーショナルな印象を与えるものが多く、じっくり考えるのなら新聞や雑誌の方を読みながらにしています。もちろん、新聞や雑誌も編集者や著者がいるので生の事実そのものではないので、事実のうちどの側面からみているのかを気にしながら読むようにしています。

読まなければ始まらない（ダンス・ダンス・ダンス・兵庫県・43）

教育関係の仕事です。学生へ「新聞を読むことは大事だ」と再三伝えていますが、なかなか難しいです。今はニュースアプリがありますし、それを利用しているかもしれません。ただ、新聞を読むことは、知ることだけでなく、読む力も得られると思っています。各紙で特徴もあり、読解力、判断力を得られる何よりの学びになると考えています。

なぜ読む方がプラスになるのか？（morimiya・兵庫県・33）

新聞はとっていません。職場にある新聞で気になるニュースがあれば読む程度です。自分の知りたいことはインターネットで調べられるし、勉強したいことは図書館の本等で調べます。表現の自由度が低いと言われるTVや新聞に、本当に知りたい世界情勢などがあまり載っていないと私は感じています。英語をもっと勉強して、世界各国の新聞や情報を収集できるようになるのが今の目標です。

ネットのニュースで十分です（えこりん・神奈川県・39）

一日中パソコンに向かって仕事をしているので、インターネットで情報を得ることが日常化しています。ニュースはインターネットのトップページで常にチェックしている他、携帯（スマートフォン）にも1日3回ニュースが更新される毎に通知が届くため、他に新聞を読む必要性を感じません。

新聞かネットか、という問題の立て方は実はあまり正確ではないのかもしれません。ネットであれ紙であれ、結局はどこからか情報を持ってくるわけで、現場に取材に行っている記者はどこかの媒体の人間であることがほとんどです。もちろんフリーのジャーナリストもいます。しかしそういった人々が日常的な場面で活躍することは稀でしょう。

そうすると、吟味されたものをじっくり読むのか、それとも必要な情報をパパッと手に入れるのかという話かもしれませんね。簡便に手に入るという意味ではネット経由のニュース記事は確かに便利でしょう。ただし元ネタさえしっかりしていれば、という条件付きです。

僕は、紙は2紙、あとは外国紙誌をネットで読みます。アメリカ、イギリス、それに各国の英字紙などです。もちろん全部など読めるはずもないので、一部をクリップし（webクリップは本当に便利になりました）、後から読みます。ざっと目を通すだけでも1時間は優にかかります。mumuさんが言われるように、複数のメディアから情報を集めることがとても重要だと思います。その点、外国紙誌はそれぞれ言うことも違うし、国柄によって偏ってくるし、フォローするのは大変です。それでも違うメディアの情報はいろいろあって、読めば「立体的なイメージ」をもつことが可能になります。

これらはすべてニュースエージェントの記事であり、いわゆるSNSはほとんどニュース情報の収集としては使いません。

さて皆さんにお尋ねします。昨年、慰安婦問題で朝日新聞の誤報というか虚報が話題になりました。どうも最近は新聞の質が落ちているのではないか、そんな風に感じますが皆さんはどう思われますか？



★藤田議長の過去の円卓会議より
・衆院選。注目している争点、ありますか？
・集団的自衛権行使容認、あなたは賛成ですか？
・特定秘密保護法案、興味ありますか？

• 2015.02.09
• 藤田正美 フリージャーナリスト、『ニューズウィーク日本版』元編集主幹