働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3386 開催期間 2016年04月01日- 04月08日
52%対48%と、拮抗しています。イー・ウーマンピアならば「期待している」と答える人が多いのでは、と想像していました。でも現実は違い、女性たちも厳しい見方をしているということでしょうか。一方で、投票数と比例せず、投稿はイエスの方々からが圧倒的に多く寄せられています。なぜでしょうか。期待していない人は、理由が不明確なのでしょうか。 私は、フェミニズムの活動家でもないですし、男性でも女性でも志高く、日々成長し、貢献する人を評価します。30年間くらい仕事をしていますが、男女格差や差別は社会にしみ込んでいるものの、特に大きな問題もなく、今日まで来ました。「女性だから」という言い訳はしない、と決めています。 しかし、データを見ると異常です。世界最高水準の教育をうけた成人のいる国で、先進国、経済国にもかかわらず、男女格差が世界101位というのは、仕組み上、または慣習上の、大きな問題があると考えない訳にはいかない。男女格差の問題でなくても、このような異常事態には、行動をとらなくてはいけないと考えています。 そこで、時限法は有効だと考えています。雇用機会均等法ができてからの30年間を振り返っても、女性の働き手は増えても管理職が増えなかった。つまり今までのやりかたでは上手く行かない。遅すぎるのです。 要さんの「女性のみの責任であるかのような風潮にならないように、男女ともに協力して進めることが大切。この社会を今まで作り上げてきた男性たちには特に、協働して活躍していただきたい」は100%同感! そして、トンソクさんのおっしゃる通り、「何より日本政府、社会の『俎上』に載った」事は重要で、法律になったことで影響力は大きいのです。 いまいくんさん、女性ばかりの負担にならないようにするのは、各企業、そして家庭での行動変革が必要ですね。既に法律では男女共に、ということが前提ですから、それが実現していないとすれば、多くの場合、各企業の労働環境や企業文化が影響していると言えるでしょう。だから、この法律なのです。その企業文化を点検するために女性関連の情報公開をさせ、改善目標と行動計画を発表してもらいます。 発表の義務や、数値化すること、そして行動計画をたてることは、問題を可視化するのでとてもいいステップです。そしてそれを、多くの人が監視しなくてはいけません。本日までに寄せられた投稿にもいくつかの事例がありましたね。 xmiyazi1102xさんの投稿は、一つ一つに「そう、そう」とうなずきながら読みました。yokomit2さんやめぐっちさん、銀木犀さんの投稿もそうです。やっぱり法律は役に立っている!と実感します。それに、Zonnetjeさんの、時限法だからこそ期待する、というのも、その通り。ギャップ指数が101位なのだから、スピード感もって解決しなければ! リキママさん、政府の号令にならないようにするために、私たちが期待し、監視し、話題にしていく必要がある、と思うのですがどうでしょう。 企業は、もし自分たちの公開内容に誰も関心をもたなければ、高い目標も掲げないでしょうし、具体的行動はとらないでしょう。企業がなぜ、売り上げ目標を発表し、毎月決算を発表しながら歩むかと言えば、株主や投資家などが,それらの数字を気にし、監視し、当初の目標から違う動きが出れば質問してくるからです。つまり、見られている目標だから、頑張っているのです。
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