働く人の円卓会議部門 - イー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010

◇働く人の円卓会議部門　受賞者　5名を発表いたします！◇

働く人の円卓会議部門　受賞者　が決定しました！

イー・ウーマンアワード2010の対象期間は2009年12月から2010年11月まで。
働く人の円卓会議部門は、この期間に、円卓会議積極的に投稿いただいた方の中から、多くの方が「視野が広がった」「選択肢が増えた」「人生に役立った」「感銘を受けて、人生や行動が変わった」などと感じられらた投稿を選び、投稿者の分かち合いに感謝し、お贈りするアワードです。
今回は、5つの投稿を選びました。
I statementでの分かち合い、有難うございます！

円卓会議テーマ：「今の働き方、ずっと続けることができますか？」

【YES】スタンスが同じならOK（kumiz・東京都・33歳）

「その時の精一杯で働く」という働き方で、この先も続けていきます。私は来年には3児の母になるフルタイム正社員です。これまで時短勤務、産休育休でブランクも経験しましたが、男性でも独身女性でも、介護や自身の病気でペースダウンする可能性は誰にでもあります。でも長い人生のどこかでその分を取り返せれば、それでいい。年をとってリタイアする時、それまでのトータルで「自分にできるベストを尽くした」と思えることが、私にとって最高のキャリアだと信じて今日も働きます。

（2010/09/11～2010/09/19実施）
議長：田澤由利
会議番号：3042

円卓会議テーマ：「自分は、よい親だと思いますか？」

【NO】良い親を目指すと疲れるから（ありる・東京都・36）

3児の母ですが、誰かに褒められるような立派な親・良い親を目指しているとすごく疲れます。その疲れの矛先は結局子どもに向かうと気づいてから、良い親を目指すのはやめました。「ああ、生きてくって大変でも楽しいんだ」「大人になるって面白そうだ」と子どもに思わせることができれば、親としては上出来。その程度にハードルを下げ、叱る際は「私はこういうことで本当に後悔した。だからやめて欲しい」と、恥も含め経験や自分自身を全て子どもに分け与える覚悟で本気で伝えます。

（2010/09/27～2010/10/06実施）
議長：古荘純一
会議番号：3052

円卓会議テーマ：「親の介護、心配ですか？」

【NO】終わったから言えるのかしら？ (ono445・三重県・パートナー有・48歳)

約6年の間に自立から要支援、要介護1～5、寝たきり、そして旅立った母を単身介護しました。最悪の事を考えたのも1度や2度ではありませんでしたが、まわりの方々の温かな助けに守られました。行政・施設サービス・税負担……何でも自ら出向いて詳しく聞く。利用できることは全て利用し、時間・気持ち・経済-余裕に窮したらヘルプのサインを出す。介護に正面から取り組んでいれば、様々な形の助けがもたらされます。辛いこといっぱいあるけど小さな幸せもあります。ポジティブに！

（2010/03/01～2010/03/05実施）
議長：伊藤宏一
会議番号：2922

円卓会議テーマ：「「ムリ」と言われても、やっていることがありますか？」

【YES】大体忠告聞いてない (ぱーと救急医・千葉県・パートナー有・37歳)

「医者になる？やめとけ」「救急医になる？やめとけ」「子どもできた？仕事辞めろ」人生の節目節目にみなさんからの愛を持った貴重なご忠告をいただいていますが、何一つ聞いておりません。逆に後輩には「なんでもやりなさい。やろうと思えばできます。私もできるだけ助けます」と声をかけることにしています。やりたいことを素直にやっていれば、周囲は諦めます。邪魔する人にイチイチ怒るエネルギーを前進する力に変えれば良いのです。愛あるご忠告ありがとう、と笑顔を返して前に進もう。

（2010/06/07～2010/06/11実施）
議長：中谷彰宏
会議番号：2991

円卓会議テーマ：「日本が世界に誇れることはありますか？」

【YES】深い理解と説明能力（レスペクト・神奈川県・46）

この問いに対する私の考えをまとめているうちに、私自身、相手の文化を知り、理解して、自国の文化をわかりやすいように伝える、という、自国の強みを「強み」として客観的に見て、理解し、熟知し、人に説明するところまでその良さを理解していないのではないか？と気づきました。まさに「目からウロコ」です。つまり、「改善力」という自国の良さを感じてはいても、それを異なる文化をもつ他国の人に説明し、納得してもらえるくらい深く理解していない、ということがわかりました。勉強します。

（2010/11/15～2010/11/24実施）
議長：松井久子
会議番号：3064