働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3052 開催期間 2010年09月27日- 10月06日
多くのご意見をいただきました。叱り方にも皆さんそれぞれの考えがありますが、Noの投稿では、いろいろと悩んだり迷いがあるようにもお見受けしました。 就学前とそれ以降の子どもでは、対応が異なります。就学前の子どもは、運動機能の発達に精神発達が追いつかない時期です。考える力が未熟であるにも関わらず行動するということです。例えば「食べ物ではないものを口に入れる」「急に飛び出してしまう」「危険なものが分からない」など。 この時、大人はきつく叱責しがちですが、子どもには叱られたというメッセージしか伝わりません。 まず、危険なものを子どもの近くに置かない、思わぬ行動をとっても事故につながらないよう工夫するなど、「安全」な環境の確保に努めて下さい。これは親だけでなく、大人の義務でもあります。 あれもダメ、これもダメといって注意ばかりしていると、自由に遊びたい子どもの気持ちが満たされず、時に爆発することになります。危険な行為を行った時には、注意するだけでなく、次回それを回避できた時に褒めるなどのメリハリをつけると、効果的だと思います。 一方、就学後の子どもに対しては、話をしっかり聞いてあげることも重要です。 りめっとさんのお子さんの、「お母さんは私のことかまってくれない。私なんてどうでもいいんだ」という言葉は本音です。子どもの本音を聞き出せたのはよいことです。子どもは本音を聞いてもらうことで、息抜きになっているのです。このような言葉を聞いたことでご自身を責めるのではなく、「本音を言ってくれてよかった。子どもは多かれ少なかれ不満を持っているもの、子どもへの要求のハードルを少し下げてみよう」などと考えてみてはいかがでしょうか。 Tano hitsujiさんのご意見のように、叱ってもいいがストレスを抱えている状態では過剰になってしまいます。普段は子どものよいところはしっかり評価しているというメッセージを伝えることが大切です。 子どもの行為を褒めることはなかなか難しいのですが、ご自身も褒められて決して悪い気持ちはしませんよね。実際、大人同士で褒め合うと気持ちが安定し、子どもにポジティブな感情を持つことも出来るようになります。普段から褒めることと叱ることのバランスをとっておく(通常は叱りすぎ)ことですね。 明日は、例えば「自分ではこんなに一生懸命なのに、子どもはわかってくれない」など、子どもと親の認識の違いを感じることについてご意見を下さい。お待ちしています。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.