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会議番号:3656 開催期間 2021年09月17日- 03月24日
皆さん、こんにちは!ジャーナリストの大門小百合です。 先日開かれた国際女性ビジネス会議では、約1000人の方が集まり、様々なテーマで議論が行われました。私がモデレーターをつとめた「他国から学ぶ~スウェーデン・メキシコ・英国の事例」というセッションでは、スウェーデン、イギリス、メキシコの大使から、それぞれの国のジェンダー平等に関わる施策などをご紹介いただきました。 スウェーデンのペールエリック・ヘーグベリ駐日大使は、男性でありながら育児休暇もしっかり取得されている方で、「北欧の国で女性首相がいないのは、スウェーデンだけだ。もっと頑張らなくては」とおっしゃっていたのが印象的でした。スウェーデンは、日本に比べてこの分野ではかなり進んでいると思いますが、まだまだ足りないという意識をお持ちなのは、素晴らしいと思いました。 とはいえ、ジェンダーギャップ解消には、制度からのアプローチもとても大切です。そこで、今回のテーマは、国会議員のクオータ制についてとりあげたいと思います。 日本でも何度かこのテーマが、国会で議論になっていますが、なかなか進みません。 ジュネーブに本部を置く列国議会同盟(IPU)の調査では、2020年に世界の国会議員で女性が占める割合は平均25.5%になり、1995年の11.3%から2倍以上に伸びたそうです。 しかし、日本の衆議院に占める女性の割合は9.9%で、これは世界193 か国中166 位です。 今年6月、政治分野のジェンダーギャップ解消のための改正候補者男女均等法が、日本で施行されました。この法律では、衆参両院に加えて、地方議会も男女共同参画を推進する主体として、積極的に格差是正に取り組むように求められています。しかし、政党の候補者に占める女性の割合については、数値目標の義務化は見送られました。 私は、そろそろ真剣にクオータ制について議論しなければ、日本は他の国からどんどんおいていかれてしまうのではないかと思っていますが、皆さんはどのように考えますか。 そこで今回の質問は、「国会議員のクオータ制、必要ですか?」です。是非、皆さんのご意見お聞かせください。よろしければ、答えの理由も合わせて教えてください。★第26回国際女性ビジネス会議 トークショー 「他国から学ぶ ~スウェーデン・メキシコ・英国の事例~」 大門議長が登壇されました。プログラムはこちら★大門議長の過去の円卓会議・森会長辞任。問題は解決したと思いますか?★大門議長が登壇した国際女性ビジネス会議のレポートより ・トークショー「ジェンダー平等が大切な理由」第24回国際女性ビジネス会議 ・円卓会議「SDGs and Media」第24回国際女性ビジネス会議 ・トークショー「旅の意味」第25回国際女性ビジネス会議
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