働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3656 開催期間 2021年09月17日- 03月24日
皆さん、今回の「政党ができることについて」の質問に対しても、たくさんの投稿ありがとうございました。 おがわさんからは、まずは各政党の男女比率の義務付けからという意見、Jerrybさんからは、男女共学の政策塾などを作って勉強してもらった中から男女同数の枠で候補者に組み入れたらどうかという仕組みについてのご提案がありました。 そのような政治塾を作っている政党を支持するということで、政党の意識も変わってくるかもしれません。一方で、数合わせだけではダメだというShooさんのような意見もありました。有権者の候補者の質を見極める力とともに、政党がやっていることをきちんと評価し、支持、不支持をしっかり私たちが表明していくことも必要だと思います。 みもざさんからご紹介いただいた「女性の専門家派遣を登録する制度」も活用できますね。市井の人材発掘をしていれば、政治の世界に出ていく女性も増やすことができるかもしれません。 HARUMAさんの「現時点で、立候補自体のハードルが高い」という意見にも同感です。出馬するにはある程度のお金が必要ですし、子どもがいる方は、朝から夜遅くまで選挙活動に従事するのはなかなか難しいという現実もあります。ニッコーさんも言っていますが、「男女関係なく、子育てしながらでも仕事を持っている人でも、足かせなく立候補できる体制が必要」で、候補者をサポートできる仕組みを同時に考えていくことが大切ですね。 Tosukuさんは、メキシコについて調べていただきました。すごいですよね。私もメキシコの大使と国際女性ビジネス会議でお話をさせていただくにあたり、メキシコの状況を調べてみました。メキシコは、国会議員のパリテだけではなく、なんと、行政府、司法府の幹部も原則男女同数にするということまで義務化しています。社会のあらゆるレベルで、男女を半々にしようとすることで社会を変えようという意気込みが感じられます。 今回の投票では、9割近い方が国会議員のクオータ制は必要だと考えていることがわかりました。ただ、今週いただいた投稿の中には、地方議会から始めたらどうかという意見もありました。制度のみならず、社会のあらゆるレベルで女性の声が反映されていないのはおかしいという声を上げていかなければ、国会だって変わらないのではないかと思います。 やっちゃん24さん、DiamondBarさんからも有権者の意識を変えることが、クオータ制とともに大事だというご意見いただきました。 年配の人の意見が通るのは、やはり彼らが投票に行くからです。そういう意味でも、クオータ制の議論とともに、有権者がしっかり行動で示すこと、そして政党に働きかけていくことも必要なんではないかとこの1週間の議論を踏まえて痛感しました。年末までには、衆議院選挙があります。貴重な私たちの意思表示の手段の機会を無駄にしないようにしたいですね。1週間ありがとうございました。★第26回国際女性ビジネス会議 トークショー 「他国から学ぶ ~スウェーデン・メキシコ・英国の事例~」 大門議長が登壇されました。プログラムはこちら★大門議長の過去の円卓会議・森会長辞任。問題は解決したと思いますか?★大門議長が登壇した国際女性ビジネス会議のレポートより ・トークショー「ジェンダー平等が大切な理由」第24回国際女性ビジネス会議 ・円卓会議「SDGs and Media」第24回国際女性ビジネス会議 ・トークショー「旅の意味」第25回国際女性ビジネス会議
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