働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3270 開催期間 2013年11月22日- 11月29日
先日までは、管理職など時間外手当が出ない方の投稿が多かったですが、今回は「時間外手当が出ている」という方からの投稿も集まりました。 walk714さんは、南アフリカから、Zonnetjeさん、ゆきななさんも、海外から有難うございます。 私は基本給+時間外という今の働き方が適している人、職種は、もちろんそのままがいいと思います。私は、労働とは、貢献だと思っているので、働く人が健康で元気でハッピーであることが、一番の資源です。これは、安全に仕事ができるように守る必要があります。 ただ、それに合わない人も増えてきた。ということで、私の関心の一つは、昼間「会社」で勤務することが仕事という考えには変化が出てきているのではないか、ということ。IT化、グローバル化で、仕事の場所や時間帯が柔軟に対応できる法律があったほうが働きやすいのではないか、ということ。 もう一つは、「時間外手当」の付く給与の在り方を継続することによって、長時間労働をする人の給与が高くなり、長時間労働をすることが評価されるということにつながっていないか。特に働く母親など、自らの生産性を高め、時間管理を上達させて仕事をしていると、給与面で「得をしない」ということになっていないだろうか。つまり、時間外手当がつかない給与体系で働くことができる対象者を、法的に増やした方がいいのではないか、ということです。 そのためには、長時間労働をなくす。過労死をする人が出ては困りますので、労働時間は健康で安全な生活ができるようにするために、一定の制限を決めたほうがいいのだろうと思っています。 さらに、休暇。私が経営するイー・ウーマンもユニカルインターナショナルも、7年働くと1週間、14年働くと2週間等の特別有給休暇があります。また、有給休暇を上手につかって1週間、それ以上と、連続で休暇をとって、みなリフレッシュするということをしてきていますが、そういった連続休暇は、大切だなと思っています。体を休めることにとどまらず、プラスの行動が起こせますもの、ね。 そういった健全な条件下であったら、働き手と雇い手が合意したら、時間外手当の付くような契約でなくても、もうすこし、労働時間を自由にとらえることのできる働き方を望む人、多いのではないかなあと私は思っているのです。 cheetanさんの「成果を上げれば基本給が大幅に上がるということになれば、長時間の残業より成果を上げることに集中できる」というのは、その通りでしょう。「大幅に」がどのくらいを意味しているかわかりませんが、少なくとも、長時間労働が評価(給与に反映される)という今のルールでは、ゆっくり遅くまで働く人が増加する経済社会になってしまいます。 昨日、名古屋でピア交流会を開催しました。イー・ウーマンに集まる女性たちは本当に志高くいい仕事をしているなあ、と感心しました。日曜日には、大阪でピアの男女と交流会があります。熱心に働く、気持ちの良い人たちが、成果を上げ、給与も評価もされ、大いに貢献できる雇用・労働環境が作れたらいいと思っています。規制改革会議では、これからも「雇用」というテーマを熱心に議論します。 どうぞ引き続きご意見あれば、ご連絡ください。今週の「働く人の円卓会議」をきっかけにみなさんも考え続けてください。 一週間、素晴らしい事例と視点を、ありがとうございました! 続きはブログやフェイスブックで。★佐々木議長の過去の円卓会議よりあなたはリーダーシップがありますか? 育児休業3年。女性の活躍に役立つと思いますか? 自分を予約していますか?I statement で発言していますか?
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