イー・ウーマン（ewoman）

幸せ上手でありたい（dosanko・32）

私自身、先日から月収が5万円カットになりました。正直ショックでした。ただ、そのお陰で浪費してた部分を見なおしたり、仕事があること、自分の大好きな居場所があること、住むところがあること、節約して自炊すればときどきとっておきのご褒美外食ができることに気づきました。当たり前のことに感謝できたとき、改めて幸せを感じました。日々の生活の小さなことに幸せを感じることができる幸せ上手でありたいと思います。その積み重ねの先に幸せはあるとおもいます。

幸せの感じ方は人それぞれ（TERU・埼玉県・51）

自分のどうしても譲れない根っこの部分、私の場合は仕事ですが、そこがちゃんとしていれば、それだけで幸せだと感じるものです。夫の扶養家族だった頃は、どこか心が寒かった。この歳になっても働ける幸せをひしひしと感じ、心から感謝し、このまま定年まで突っ走ります。

幸せです（ゆりとひまわり・神奈川県・39）

かつて、私は不幸でした。母親は兄を可愛がり、両親は仲が悪く、容姿にも恵まれていない。被害者意識たっぷりに、不幸を煽りたてていたことに気づいてからは、これ以上自分をより不幸にするのはやめよう。そして積極的に自分を幸せにするようにしました。今、自分の稼ぎで生活できていることで自分を誇りに思えるし、職場などでも必要とされていると感じられる。幸せです。大人になって、容姿はメイクなどでカバーできることも知りましたしね。

私の幸せ＝笑い　（miracle・和歌山県・49）

私の幸せは自分で創るもの、創れるものなのかなあと思います。最近思うのは、誰でも生きていればいろんなことが起きますが、そのときはとんでもないと思っていたことが、後々ネタになる。落語や漫才も、ご自身の経験を笑いにされてたりもしますし、人生ネタ探しつつ、暇つぶし、ぐらいにみるようにしてみたら、楽しみながら、笑って生きられるのかなぁと思うようになってきました。

自分の幸せの形が何かを考える（kaoru98・東京都・29）

まずは小さなことでも感謝を示すこと。衣食住足りていることや、健康であること、仕事があること、家族がいること、等。その上で、自分が譲れないものは何かを考えるようにしています。ついつい高収入であることや、高級マンションに住むことが幸せだと思ってしまいがちですが、自分にとっての幸せの形、譲れない条件が何かをよく考えます。それが今どれくらい満たされているのか、向かっているのか。そして更に満たすためにはどうすればいいのかを考え、行動するようにしています。

いつでも幸福でした。（どろまり・神奈川県・57）

私は幸福でないときはありませんでした。基本的に楽天家なのと、本当に嫌な事はしたくないので、その時その時の自分に一番幸せな生き方をしてきたように思います。人と比べてとか、物への欲求がなかったので、貧乏や夫との不仲で離婚した事、子どもたちの問題、仕事でのトラブルや資金繰り、すべて自分ではそのときに最適の選択をしたつもりでした。だから、いつも未来に希望がありました。後悔していない人生を生きている今、幸せと感じています。

未来のことはさておいて（ケンタ・神奈川県・30）

僕は今未婚です。予定もありません。将来、格段に給料が上がることのない仕事に就いています。将来を考えると不安です。でも、今は幸せです。それでいいと思ってます。考えても出ない答えは考えない。大事なのは今だと思います。

アンバランス（のぶのぶこ・神奈川県・36）

経済的には、上を見ればキリがありませんが、衣食住に困らず、自由に使えるお金もあり、不自由はしていないので幸せです。精神的にはお友達が多数いて楽しい日々を過ごし、仕事も充実してますが、最終的に頼れるパートナーにめぐり会っていないので幸せとはいえないと思っています。精神的な豊かさが充実した方が「幸せ」に近づきそうな気がしています。

環境には感謝しているが（narumaihorn・東京都・28）

生活水準で言えば、衣食住が足り、夫がいて、仕事に邁進できる人生に感謝しています。自分の希望する選択が実現できているからです。ただ、これはたまたま恵まれていたからで、より多くの人が選択を実現できてほしいです。私は人の幸せを目指す職に就いているので、差別や教育不足、政策の遅れ等の障害を知るにつけ、無力感や焦りを感じます。選択肢の増加自体は喜べることなので、各々が本心からの希望を見つけ出し、それが選択できるようになると幸福な社会に近づけるのかなと思います。

最低条件とは（パフィンドーナッツ・埼玉県・42）

幸福の最低条件。それがわかれば、悩む方も少ないと思います。自分も含めて、自分の価値観の軸が定まらないから、幸福・不幸等々考えてしまうのではないかと感じています。

私も、昔は、ゆりとひまわりさんのように、なんて不幸な家庭に産まれたとなげくことも多かったです。父親は貧乏な自営業、公害病の母親は20年寝たきりの末に亡くなりました。
 
多少の不幸も成長のバネと思えばよいのかもしれませんね。今、多少落ち込むと、まだ元気だった頃の母親と一緒に撮った子どもの頃の写真を眺めます。幸せそうにしている50年前の私をみると心がなごみます。
 
トルストイは、幸せな家族はみな同じようだが、不幸は人それぞれと言いましたが、みなさんの書き込みをみると、幸せも人それぞれという時代になったような気がします。
 
今、内閣府で幸福の指標作りのための研究会に入っています。発言を求められた時、このような場に私を呼んで意見を聞いて貰えているのが幸福だと言いました。みなさんの発言も、周りの人との関わり、置かれている状況に対する気づきが幸せにつながっている気がします。
 
一週間、私の投げかけを読んでいただき、また、レスポンスをしていただき本当にありがとうございました。指標作りに役立つどうか分かりませんが、私は、そのつながりでしばらく幸福を感じることが出来そうです。

• 2011.01.24
• 山田昌弘 中央大学 文学部 教授