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会議番号:3075 開催期間 2011年01月24日- 01月31日
皆さんのたくさんのコメントをいただき、博物館は多くのファンに支えられているのだなあと改めて思った次第です。 訪れる人それぞれがそれぞれの目的を持って訪れている様子がわかりました。トレさんのように、外国人の訪問者も多いようです。特に科学は“国際語”ですので、ユニバーサルに通じる話題が国立科学博物館(科博)にはたくさんあります。 mina-sanさん、ありがとうございます。博物館というと展示だけを想像される方が多いのですが、博物館は自然物や人類の歴史的な所産を集め、保管し、将来にわたり継承して行くことが最も重要な役割です。さらに収集した資料を調査して、それらの歴史的意義を解明することも重要です。 この資料の収集保管や調査研究は、資料を一般公開する以前から行われていました。その後、所蔵する資料を一般の人に公開して、現在の博物館になってきました。ヨーロッパにおいてはフランス革命などが契機になり、個人的な資料を一般の人に公開してきました。この公開の原則は、shoshoさんの「……博物館の方に預かっていただいている気分」という考え方と同じです。 さて、資料の収集保管と調査研究については一般の人に見えにくく、もっと分かりやすく人々に提示する必要があると思っています。例えば科博では「オープンラボ」ということで資料の収集保管施設の公開を行っています。バックヤードツアーという飼育管理施設の公開を行っている動物園もあります。 ROMANCEさんやpeko39さんのように、博物館は訪れる人の想像力を刺激する場所ですね。他人の話を聞き、本の文字を読む時に、想像力がなかったらどうでしょうか? 無味乾燥な人生になってしまうかもしれません。カクバンさんやkazuoiさんのように、博物館での発見が日常生活の物の見方が変わってくることもあるようです。 分野が限られている博物館がありますが、自然科学だからと行っても必ずしも科学的な視点で見る必要はありません。科博には、マリンスノーと言われる深海にプランクトンの死骸が降り積もっていく様子を再現した展示がありますが、大変美しく、仕事に疲れた時に癒されます。展示物を見てみると新しい発見があると思います。 Hananakaさんやchieco76さんのように、親子で博物館に訪れる人もたくさんいますね。他の方も親と子の立場は異なりますが、家族で博物館に行く、行ったことが多いようです。親の意向でしょうか? それとも子どもの希望でしょうか? 綾oooさんのように敷居が高いと感じている人もいます。子ども頃の経験のように人生において初めて博物館を訪れる時の印象が重要だと思います。いわばミュージアムスタートの思い出でしょう。 私は、幼少期、就職、結婚、子育て、退職の時期などの人生の転機に改めて博物館を訪れることも含め、それぞれのライフステージにおけるミュージアムスタートと考えております。そこで、皆さんのミュージアムスタートの思い出を語っていただけますか?好きな方も嫌いな方もご意見をお待ちしております。
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