働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3078 開催期間 2011年02月14日- 02月21日
農村部、都市部双方の方からご意見が届いています。ありがとうございます。 YESのセプテンバー・ソングさんは日常でもお仕事でも地域の魅力の再発見に努めているというご意見です。ご主人が起農したりめっとさんからは、実体験に基づく参加への促し、地球交響曲さんは、未経験だが参加したいと発言しています。 NOでは、農業地域に住む少年に同じさんから関係がないと感じるのが正直なところ、kimirieさんからは、心にゆとりがないので今はパス、というご意見です。 最近、私の周辺で“半農半X”というライフスタイルを志向する人や、千葉や湘南に引っ越す人が増えています。半農半Xとは、提唱者の塩見直紀さんによれば、「持続可能な農のある小さな暮らしをしつつ、天の才(個性や能力、特技など)を社会のために生かし、天職(X)を行う生き方、暮らし方」と定義づけています(『半農半Xという生き方』ソニー・マガジンズ、2003年)。 都市部の生活では、食べるものはお金を出して買うのが当たり前、一人暮らしでストレスの多い仕事をしている人も少なくありません。だからきれいな空気、おいしく美しい水といった、あたりまえのモノがある田舎で、米や野菜をつくり農的暮らしをしながら、その人ならではの能力を活かした仕事を行い、地域の人達と助け合って暮らす“半農半X”というライフスタイルに憧れるのかもしれません。 そして、そんな暮らし方、生き方を始める人を応援したいと起業する人もいます。その一人が昨年7月に「アースカラー」という会社を創業した31歳の高浜大介さんです。それまで人材研修の会社などに務めていましたが、仲間と一緒に千葉県の匝瑳市(そうさし)という農村部に移住し、家と農地を借り、自給用の農業を始めつつ、事業を開始しました。アースカラーとは、ホワイトカラー、ブルーカラーに次ぐ、21世紀の新しい働き方で、地球との共生を志す職業人だと言います。 彼らが主催するセミナーや農業体験の場に何回か足を運びましたが、参加者は20代、30代を中心に、男女比は半々位で、皆さんこれからの働き方、暮らし方、生き方を模索している様子でした。 半農半プログラマー、半農半ライター、半農半カフェ、半農半作家……農的な暮らしをしつつ、自らの能力を活かした仕事をする。あるいは自らが住む農山村の農産物を活用したカフェの運営や加工、都市部の人を対象とした体験プログラムの企画・実施などをてがける。このような暮らし方についてあなたはどう思いますか? ※『アグリ・コミュニティビジネス ―農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会―』を出版しました。
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