働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3078 開催期間 2011年02月14日- 02月21日
YESのJerrybさんは、継続的な関わりが敷居が高い部分でもあり、だからこそ深い関係を築くことができるというお考えですが、個人的には単発性の高いボランティアの機会を探しているとのことです。 ポーチュラカさんは、特産物を使った商品開発と販売の提案、Kylinさんは一時の流行で終わらせないコンセプトが必要というご意見です。 NOのmarco302さんは、農村部を知っているからこそ、都会に慣れた人が農村部にとどまることはできないと感じると発言しています。 さて、今日は最終日になりますので、これからの私たちの食や暮らしを支え合うコミュニティのことを考えてみたいと思います。 Suzumeryoさんもおっしゃっているように、私も気候変動、ピークオイル、世界の人口増加などにより、輸入食料の高騰や、食糧不足になることを心配しています。また、都市部に住んでいると余りに農産物の自給力が低くて、不安になってきます。 一方で、日本は資源の宝庫です。森林面積は国土の67%ですし、耕作放棄地(かつて農地だったところ)も40万haほどあります。過疎・高齢化が進んでいるのも事実ですが、都市と農山村の交流が増え、農産物の購入や農業体験、農家レストラン、農家民泊を利用する人が増え、地域にお金が流入するようになります。 また、交流により、kitazakuraさんが「消費一辺倒の物をたくさん持つ価値観から、スローライフの贅沢さに目を向ける時ではないか」とおっしゃっているように、これからのライフスタイルが見えてくると私も思います。 ライフスタイルや仕事のスタイルを変え、地域コミュニティの一員としてコミュニティを豊かにしていくことに貢献する。地域の資源を活用してコミュニティビジネスを興し、地域価値を高める。これが『アグリ・コミュニティビジネス』で一番伝えたかったことです。 私も、引き続き、地域コミュニティのリサーチと実践を重ねていきたいと思っています。いずれまた、皆さまのお住まいの地域の取り組みを聞かせていただくことを楽しみにしています。 ※『アグリ・コミュニティビジネス ―農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会―』を出版しました。
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