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会議番号:3099 開催期間 2011年06月20日- 06月27日
健康管理のための補助制度、今回の円卓会議では半数の方が活用している、という結果になりました。 補助制度の存在は知っているものの、tibikoさんのように「仕事が終わってから利用しにくい」、秋海棠さんのように「時間がかかる」などの理由で様々な制約を伴う補助制度の利用しにくさを感じておられる方が多いようです。また、活用率が上がらない理由として、ひるねさんが指摘するように、「わかりやすい案内とPRが足りない」という点も大きく、実施者側としてはいかに補助制度をアピールし、利用していただくかが大きな課題であると思います。 秋海棠さんからは、「メンタルヘルスや異常を発見するためのフォローを充実して貰いたい」との声が寄せられましたが、近年、メンタル疾患での休職者や退職者が増える傾向にあるため、メンタル面でのサポートを充実させているところも多いようです。健保組合などが外部の専門機関と契約を結び、職場や健保へ個人情報が公開されることなく、無料でカウンセリングが受けられるシステムを導入しているところや、産業医だけでなく心理療法士とも契約を結び、相談をより気軽に受けやすい体制を整えている職場もあります。 健康管理に関する補助制度は、みなさんがお住まいの自治体や、所属する健保、職場などにより異なります。ぜひ各自治体や健保の発行する案内や機関誌などをもう一度見直し、有効に活用していただきたいと思います。 平成21年度から開始された子宮頸がん検診無料クーポン券の配布では、前年度に比べ、4.8万人(増加率13.5%)受診者が伸びたという結果もでています。特に、若い世代にとっては、金銭的負担なしで受診できるメリットは大きく、20代で受診率が大きく伸びました。 利用に伴う条件が色々ある補助制度ですが、早めに利用計画を立てることで、利用する機会をぜひ作ってみてください。半日あるいは一日掛るような場合もあるかもしれません。しかし、一旦健康を損ねてしまえば、身体的、精神的、そして時間的、金銭的負担は計り知れないものになることを忘れずに、日頃から「自分の身体の声を聴きながら(kitazakuraさん)」健康管理に関心を持って、補助制度を上手く活用してください。 では、これからの暑い季節、くれぐれも体調管理に気をつけてお過ごしください。一週間、ありがとうございました。 <過去の関連テーマ> ・乳がん検診、受けたことありますか? ・子宮がん検診はきちんと受けていますか?
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