イー・ウーマン（ewoman）

次第に気温や湿度が高くなってまいりましたが、皆さん、体調管理は上手にできていますか？　今年は、特に節電への取り組みが積極的に行われていますが、くれぐれも適度な水分補給、十分な睡眠などを心掛け、熱中症にも注意してお過ごしください。
 
今回は、女性の健康管理のための様々な補助制度を活用することについて、皆さんと意見交換を行いたいと思います。
 
「会社で強制的に受診させられる定期健康診断は受けるけれど、それ以外はなかなか受けない」、あるいは、「今は仕事をしていないので健診を受ける機会が全くない」、という方も多いかもしれません。しかし、自治体や健康保険組合、企業などでは、より健康に過ごしていただくために、様々な取り組みを行っていることをご存知でしょうか。
 
年度が変わると、各自治体の広報誌にはがん検診や特定健康診査などのご案内や健診実施施設一覧表が掲載され、健康保険組合からは人間ドック費用補助制度のご案内などが届いたりします。
 
各自治体が実施する住民健診では、費用の一部を自治体が負担してくれるため、とても少ない負担でがん検診などを受けることができます。また、子宮頸がん検診や乳がん検診、大腸がん検診のように、指定年齢の方に対して無料クーポン券が配布される検診もあります。
 
みなさんは、こうした補助制度を上手く活用していますか？
皆さんが活用している健康管理のための補助制度、ぜひお聞かせください。


＜過去の関連テーマ＞
・乳がん検診、受けたことありますか？
・子宮がん検診はきちんと受けていますか？

• 2011.06.20
• 鈴木美香 医学博士　産婦人科医