働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3114 開催期間 2011年08月29日- 09月05日
引き続き、投票&投稿をいただき、ありがとうございます。 どの通貨に注目しているか、については、米ドルに加えて、ブラジル・レアル(レスペクトさん)、人民元(いぬいるかさん)、などの投稿をいただきました。 20世紀後半のブラジルは、ハイパー・インフレ(超物価高)を経験し、通貨も暴落するなど散々だったのですが、21世紀に入ってからはインフレも収まり、サッカーのW杯(2014年)や、夏期オリンピック(2016年)を控えて高い経済成長が続いています。あまり知られていませんが、ブラジル・レアルは2003年以降、豪ドル(オーストラリア)とほぼ同じ方向性で動いており、8月31日に0.5%の引き下げがあったとはいえ、政策金利(短期金利)も12%と高い状況です。 一方、中国の人民元は完全な変動相場制ではなく、バスケット方式による管理された変動相場制が採用されています。米ドルに対しては緩やかに切り上がっている状況で、今後も経済成長に伴い、緩やかな「元高」となるのを期待する声も多いようです。ちなみに、現在、日本円と最もよく似た方向性で動いていますね。 ただ、外貨預金という点で言うと、日本国内でブラジル・レアルの定期預金を取り扱っているところは外国銀行を中心に数行で、定期預金金利も6%前後(政策金利の半分程度)という状況です。人民元も取扱いは数行しかなく、預金金利は0%台前半が中心。また、数百万円~1,000万円以上など、高額の預入金額(orその銀行への預金残高)がないと利用できないところが多くなっています。 そもそも外貨預金の場合、利用時の為替手数料も高いため、実質的な金利は表面上の数字と比べてかなり低くなってしまいます。実際のところ、為替手数料を考慮した実質金利は、預入期間が1年だとほとんどの通貨でマイナスになるのが現実なのです。 そのため、外貨預金ではなく、債券や投資信託(通貨によってはFXも)、といった金融商品を利用する人が多いのが昨今の傾向です。 ……ということで、今回のテーマは「外貨預金」なのですが、外貨預金以外の「外貨建て商品」を利用している方や、注目している方も多いでしょう。該当する方は、具体的にどのような商品を利用したり、注目しているのか、あるいはその理由など、投稿していただければ幸いです。また、外貨預金以外の外貨建て商品にも興味がないという方は、国内のどのような金融商品(たとえば銀行の円定期預金や株式投資など)を利用しているのか、などについて教えてください。 本日までの投稿は、40代以上の方からが中心です。20代、30代の方は、前回、仮説を立てたように、あまり興味がないということなのでしょうか? 若い世代の方も含め、たくさんのご意見をお待ちしています。
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