イー・ウーマン（ewoman）

株式投資（herb tea・愛知県・53）

金利の高い外貨預金に興味がありますが、換金率など考え合わせると不安材料の方が多く、未だに未知の世界です。知人からFXの良さを聞き興味をかき立てられますが、正しい知識を得る機会をつくれず、気持ちは宙ぶらりんのままです。それよりも経験値の高い、身近な株式投資で無理なく堅実に利殖しています。また、わずかな金利差ですが、ネットの円定期預金、国債を利用しています。

素朴な感想（ポーチュラカ・福島県・43）

投資に関してはまったく知識の無い私ですが、株を買った事があり、その時はずいぶん経済に関心を持ちました。今の流れなら外貨預金に興味を持つ事で、世界情勢にも詳しくなれますし、お金だけではない「財産」を作るチャンスだということは言えそうです。

興味があるのはＦＸ（にゃおん・埼玉県・43）

まさしくミセス・ワタナベに興味ありです。パソコンで、自分のタイミングで取り引きがしやすいのと、少額から始められるかなと思ったのがその理由。ですが、きちんと勉強しないとただのギャンブルになってしまうのでは、という気持ちがあり、実行はしていません。外貨預金するには、経済のしくみはもちろん、その国のことをよく知るべきだと思っています。そのハードルが自分には高い。まだ、国内の株式投資のほうが、取り組みやすい気持ちがあります。

ミセス・ワタナベではないですが（kimirie・兵庫県・41）

とても興味があり、したいのですが、株であまりいい結果が出せていないので、外貨預金は実際にはまだです。自分なりにちょっと勉強して、授業料！と思える時がきて、その時まだタイミング的に悪くなければ始めたいと思っています。本当は、そんな呑気なことではチャンスを逃すのかもしれません。でも、お金って大事です。増やす夢をみるより、思いつきで減らさないように考えて使いたいです！

違う意味で興味あり。（marco302・海外・その他・39）

外貨預金、違う意味で興味あります。2005年くらいに外貨ブームだったころ、USDを買いましたが今でも手つかずのまま。その穴埋めのために外貨を買ってしまおうかとも思ったこともありますが、円での貯蓄が今、そしてしばらくは一番なのではないかと考えています。いわゆる、「ミセス・ワタナベ」の外貨購入動向は活発なようですが、日本の経済にかんがみても、積極的に買いに走ろうとは思いません……。

30歳前後の方の例として（いぬいるか・東京都・51）

たまたま先日30歳前後の男女5名と預金について話す機会がありました。彼ら彼女らは、上場企業社員及び駆け出しの医師で年に3、4回は海外へ行っている。そして、5人とも●社内の財形貯蓄（制度がある人は）●円定期預金●生命保険と言いました。中にはFXと金に興味があるという人も居ましたが。海外への興味はあるのに外貨に関心がないのはなぜ？理由を聞けば良かったと思います。ちなみに私自身は、わずかなドル預金の他は円定期と公社債投信です。

一週間、議論に参加していただきありがとうございました。
外貨預金に興味がある方は、全体の3分の2程度でずっと推移しました。この数字を見ると、興味を持っていらっしゃる方が多いという結論になりそうです。
とはいえ、投稿のほうを拝見すると、興味は持っていても実行には移していないという図式も浮かび上がってきます。本日採用された投稿でも、herb teaさんや、にゃおんさん、kimirieさんなど、外貨投資に興味はあるけど……、という内容が多く寄せられています。
 
一方、世代別の問題ですが、20代、30代の方からの投稿は非常に少なく、投稿の採用基準の関係などから、掲載されたのは2日目の地球交響曲さん、本日のmerco302さんからのものだけでした。
いぬいるかさんが、身近な30歳前後の方の例をレポートしてくださっていますが、この世代の方は、外貨預金など外貨建て商品だけでなく、投資そのものに対して興味が少ない可能性も浮かび上がっています。
この問題については、金融機関を中心に関心が高い議論のテーマだと思われますので、別の機会に皆さまのご意見を伺えればと思っています。
 
さて、本日の投稿では、herb teaさんやにゃおんさんが、「FX（外国為替証拠金取引）」に関心があるということでした。外貨預金と比べて、為替手数料が圧倒的に安く、外貨を売る取引を行えば円高局面でも利益が出る点など、魅力は大きいと言えそうです。また、一部の外為会社では、トラベラーズ・チェックへの交換も格安な手数料で行えるなど、サービスも広がっています。
テレビのコマーシャルも、最近はゲーム関連と並んでFX会社のものが目につきますね。「ミセス・ワタナベ」は、今後も増えていきそうな状況です。
 
この議論をしている一週間、為替相場にあまり動きはありませんでした。ドル／円相場も一時77円台に入りましたが、9/5（月）朝の時点では76円台となっています。また、豪ドルは少し戻して81円台ですが、ユーロは108円台の円高水準となっています。
 
世界の金融・経済が混乱を続けると、為替相場も大きく変動する可能性が高まります。方向性としては、来年にかけてまだ円高が続くのではないかと浅井は予想していますが、ポーチュラカさんがおっしゃるように、「財産を作るチャンス」が近づいているのは確かでしょう。
この議論をきっかけに、外貨投資について、勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

• 2011.09.05
• 浅井秀一 ストックアンドフロー代表取締役　ファイナンシャルプランナー