働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3126 開催期間 2011年11月07日- 12月20日
今日は、「働く人の円卓会議」最後の日なので、まとめという意味で、皆さんからのご質問にお答えしたいと思っています。 まず、EMMYさん。「やりたいことが多すぎて、自分で混乱してしまう」とのことですが、頭で考えていると混乱してしまい、今の時間さえ有効に使えなくなってしまうので、そんなことを防ぐために、手帳に書きます。 でも、手帳は3種類ある。アポを記録しておくアポ手帳。出来事をいろいろメモして行く日記手帳。そして、時間の見える「自分を予約する手帳」。 3つ目の手帳を使って、書いてみることにしましょう。アクションプランナーの時間枠内に入ればできる。入らなければ出来ない。シンプルです。ということは、「やることリスト(To Do リスト)にしてしまってはダメだということです。一つ一つの時間を予測しないと。 北京の金魚さん、「ハプニングが連続~修正方法でいいアイディアがあれば」ということですが、手帳は自分をハッピーな状態にしておくためのものですから、いろいろな工夫が必要です。 もちろん「クッションの時間」と私が呼んでいる隙間時間も大切。何かのハプニングに対応するための時間をあらかじめ確保しておくのです。また、ハプニングと思っているけど、それが日常、という場合は、想定して、時間を多めに取るとか。時間管理講座にいらしていただけたら、もう少し具体的に伺って、解決策をお伝えできます。ぜひ。 pio-neさんの「予約せずに、ToDOリストで対応する方がいいのかも」については、一つ質問。「予約するとできないのに、ToDoリストだと、同じ時間内でできる」のですか? そうであればその方がいいでしょう。でも、私に質問をされる方の多くが「予約しても出来ない」ことは、「予約しなくても出来ない」ケースが多いです。 そのように上手くいかないことならば、きちんと見て、一つひとつでも解決していったらいいのでは、と思います。多分、予約の時間が短いか、予約する順番が上手くいっていないということなのでしょう。お話したいなあ。ぜひ、講座で私に声かけてください。 dokinchnさん、みなさん。「時間管理」が必要か、というと、きっと必要ではありません。ただしその条件は、「今、あなたがとても幸せで、上手くいっているならば」ということです。 「自分を予約する」という考え方は、本にも書きましたが、目的が明確にあります。それは、「自分をハッピーな状態にして周囲に貢献するため」です。毎日あわただしい、どうせ私なんか時間管理なんてできない、などと思っている時は、あまりよい状態でないのでぜひ、自分を予約してほしいな、と思います。 これも本に書きましたが、「あーあ。今日も一日何にもしないで終わっちゃった」とガックリする人もいれば、「わ!幸せ!今日は予定通り、ダラダラした、何もしない一日だった」と幸せに満ち溢れる人もいる、ということです。これも、「自分を予約」したかどうかにかかっています。ダラダラする、という予約をしておくと、ダラダラも幸せに変わるのです。 madamkazoomさんの言うとおり、「短い人生をどのように予約し、管理していくかは楽しみ」。この続きは、フェイスブックの時間管理講座や、全国各地で開催するの時間管理講座で、お話して行きましょう。出来れば、ぜひ本も読んでみてください。 みなさんが、満足度の高い毎日を送られて、たくさん貢献されますように! 1週間有難うございました。 *佐々木かをりの『自分を予約する手帳術』が出版されました!
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