働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3779 開催期間 2025年07月04日- 08月29日
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2日目の時点で、96%の人がYESに投票しました。NATOの防衛費増額は、よそごとではない、とほとんどの人が思っているようです。すでに、非公式ながら「GDPの3.5%に」という目標がアメリカ側から伝えられています。 では、どうしたらいいか。やっちゃん24さんは「石破政権はこのままトランプ政権の要求を受入れるのでは」と見ています。投稿を拝見すると石破政権への不信が判断の根拠になっているようですが、円卓会議の原則である「I statement」に沿い、「無策だから・・・」という傍観的な予想ではなく、ご自身の意見や分析を書き込んでいただけたら、厚みある発言になると思います。 blueberry53さんは「負担は厳しいが、少しでも近づけざるを得ない」といいます。根拠はNATOで起きたこととトランプの強行姿勢。アメリカが居てくれないとNATOはロシアとの軍事バンランスを保てないのと同じように、日本も「同盟関係を破棄されるリスク」を避けるには要求を拒否できない、という分析です。 トランプ大統領は「自分で自分の国を守らない国は面倒みない」と公言し、NATOに軍事増強を約束させました。純粋軍事費でGDPの3.5%、軍事関係の公共事業が1.5%で計5%。これが国際標準だと主張しています。 日本に当てはめるとどうなるか。GDPは2024年で609兆円。その3.5%は21.3兆円、5%なら30.4兆円です。 2025年度の防衛予算は8.5兆円。これを21兆円に引き上げることは現実的でしょうか? 税目で最も大きいのが消費税です。24年度は25兆円。このほとんどが防衛費に飲み込まれてしまいます。そんな無茶をすれば財政は行き詰まるでしょう。 日本は「国際紛争の解決を武力行使や威嚇に訴えない」と憲法に謳った国です。自衛隊は「専守防衛」が基本、「防衛予算はGDPの1%以内に」を守ってきました。近年、バイデン大統領の要請に応じ岸田政権が「GDP2%」を約束し、防衛予算を目一杯膨張させているところです。 大統領が代った途端、今度は3.5%。miki14さんは、米国の言いなりで武器を買わされている日米同盟を嘆き「必要かどうかで(武器を)購入する対等な関係は現実的ではないのだろうか」と疑問を投げかけています。 Asuminさんは「防衛費を上げることが本当に『日本を守る』ことになるのか?」と根源的な問いかけをしています。 アメリカが要求する20兆円というカネは、一体なにに使われ、日本の平和に役立つのか? これだけのカネがあれば、もっと大事な使い道があるのではないか。「GDP3.5%」という無味乾燥な目標値ではなく、喜ぶのは誰で、負担をかぶるのは誰なのか。そのあたりまで目配りは必要です。 「NATO防衛費5%へ。日本への圧力、気になりますか?」にYES・NOの投票と併せ、あなたがイメージする「防衛費の現実」や、人が幸せに生きるため「もっと大事な使い道」があれば、積極的に投稿してください。あなたのご意見をお待ちしています。★山田議長の過去の円卓会議より・トランプ大統領の再登場は、日米関係を好転させると思いますか?・政治倫理審査会、成果が出ると思いますか?・「戦う覚悟」必要と思いますか? <運営事務局より> ・7月25日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。 ・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。 ・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。 ・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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