働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3764 開催期間 2024年11月08日- 11月22日
「トランプ再登場」は、日本との関係にどう影響するか。投票結果は今のところ1対9で「日米関係は好転せず」という受け止め方が大勢です。 投稿も「NO」の意見、つまり悲観的な見方が多い。トランプという人の個性が問題視されています。 「自分がイチバン!でないと気が済まない人。欧州よりも米国、有色人種よりも白人、女性よりも男性、を優位に考える人に見える」とKylinさんは言い「日本のみならず、世界のパワーバランスを壊す要因になる」と懸念しています。 Diamondbarさんは「自国にとって経済的なメリットがあるかないかで厳しい対応を迫ってくる」。ゆみ子さんは「大きな自信のもと大胆な交渉を私たちに投げかけてくるかもしれません」。 トランプはそれだけパワフルな交渉相手ということでしょう。 真打ちさんは「望ましい日米関係は、民主主義を尊重し冷静さが常に備わった言動の出来る、大統領と首相であることがまず基本だ」と言います。その通りと思いますが、トランプはこの条件を満たしているでしょうか? 外国との約束事は、政権が変わっても一方的に破棄はしない、というのが国際常識ですが、トランプは平気で「取りやめ」にします。8年前、政権に就くとTPP(環太平洋パートナーシップ)から離脱を宣言しました。12カ国が何年も掛けて創った経済秩序です。乱暴なことができるのはアメリカが強国だからです。 そんなトランプと日本はどう向き合えばいいのか。しろえちゃんは「不安でしかない。好転どころか、対応出来るのであろうか?」。再選され自信満々のトランプに対抗できる政治家は日本にいるのか、という心配は多くの人が抱えています。 「好転とはいかないまでも維持で」と主張するのはblueberry53さん。「駆け引きで乗り越える必要がある」といいます。 「駆け引き」。トランプ流の言い方では「ディール」です。相手が欲しがっているものを与える素振りをして、こちらの要求を通す。あるいは相手の顔を立てながら、実利を得る。そうした「交渉力」が外交には欠かせません。 シンゴパパさんは「米軍人や軍属が犯罪や事故を起こした際は、日本の警察が日本の法律で裁くことができるのが望ましい日米関係」といいます。日本の中に治外法権があるような基地の問題は石破首相も「日米地位協定の改定」を課題に挙げているほどです。 アメリカが交渉に応ずるわけがない、と言われますが、どうでしょう。トランプは米軍の駐留経費の負担増を日本に求めてくると見られます。政府は警戒していますが、「駆け引き(交渉)」次第では、地位協定を改定する糸口になるかもしれません。日米の課題はこのほかにもたくさんあります。 日米関係というと「追従」というイメージが付き纏いますが、トランプの「いうなり」では困ります。石破首相は、タフでドライでディールに自信満々な怪物と対峙することになるでしょう。「駆け引き」にはどんな能力が必要でしょうか。あなたが成果を上げた(或いはしくじった)「交渉」から学んだことがあったら教えてください。あなたが石破首相だったら、トランプを相手に何を仕掛けますか? 「トランプ再登場は日米関係を好転させると思いますか?」にYESかNOの投票をお願いします。それと併せ、望ましい日米関係を作るために、日本はどんな「駆け引き」をしたらいいのか、あなたのご意見をお寄せください。★山田議長の過去の円卓会議より・政治倫理審査会、成果が出ると思いますか?・政治の「奢り歪み」は過去のこと?・米大統領選。「トランプ再選」、あると思いますか?(2020年2月実施)<運営事務局より> ・たくさんの投稿をいただき、ありがとうございます。投稿は I statement のルールを守り、自分を主語として自分の考えを書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に編集させていただく場合もありますのでご了承ください。 ・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.