働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3134 開催期間 2011年12月05日- 12月12日
最後の質問、「シンガポールから学べること」への様々なご投稿、興味深く拝読しました。 対外貿易・投資、外資誘致策や健全な財政、などというよりもソフトなことの方が重要だと感じます。walk714さん、「国の将来を見据え批判を受けようともひるまない強い信念と行動力」に全く賛成! また、marco302さん、「日本とシンガポールでは環境が違いすぎる。日本は日本なりの、日本らしいやりかたで再生、復興していかなければない」ことにも同感です。そのためには、シンガポールが成功した同じ事をするのではなく、その前のソフトな部分を参考にすることがベストではないでしょうか。 どれほど経済的に豊かな国になっても、シンガポール政府は「私たちは資源が全くないから努力を怠ってはならない」と常に強い危機感を発信しています。そして唯一の資源、「人材」の質の継続的向上に手を抜きません。また、変化するたびに驚くほど上手にそしてスピーディに変化を取り込んでいったことにも感心するばかり。慎重なのに、未来志向で常に「一歩先」を見て迅速に行動を起こしています。 私が思う、シンガポールから学べることは:◆健全な危機感◆国の明確なビジョンと行動力◆教育◆変化への迅速かつ適切な対応 私は複数の国に住み、仕事とプライベートで多くの国を訪れましたが、日本は世界でもさまざまな面で最高水準で素晴らしい国だと感じています。残念ながら現在は「失われた20年」と言われますが、今が日本再生のラストチャンス。シンガポールだけではなく、他の国々も参考にしながら、学べることはどんどん取り入れ、国と企業と個人が行動すれば、必ず変革できます。 赤いスイートピーさんのおっしゃるよう「世界で一番美しくて、数え切れないほどある日本の文化。やがてアジアの国々の人々が豊かになり、一度は行きたい夢の島、あこがれの日本になれば」と心から願っています。 今回もお付き合い、どうもありがとうございました。また円卓会議でお会いしましょう!☆パク議長の近著です。『アジアで稼ぐ「アジア人材」になれ!』
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