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会議番号:3139 開催期間 2011年12月19日- 12月26日
全体的に見てみますと、約8割と殆どの方々が、環境の変化に対応しながら、「2011年、仕事で工夫をしてきた」という「Yes」の積極的な意見が多かったです。 残り2割の「No」の方々も、工夫を試みたがその成果が十分でなかったことや、挑戦する積極性に欠けていたことなど、その問題点を振り返りながら、その課題を来年に活かそうという前向きな意見が目立ちました。 仕事を選択して集中すること、マニュアル化すること、人材を育成することなどに工夫を凝らした方々が多かったようです。 仕事を最優先にしてきた環境から出産、介護など生活環境の変化にともない、ライフスタイルに合った時間配分をしながら、仕事の効率性をアップしていくように様々な仕事の工夫をしている対応が見られました。 先日、機械部品を製造販売している会社の社長さんにお会いした時、困った時ほど、知恵を使って仕事の取り組み方を工夫することが大切だといって話していらしたのが印象的でした。 社長さんはこれまで使用していた材料が入手できなくなって困っていたが、これまでとは違った材料に自社技術を応用して製造した結果、これまでと同等かそれ以上の品質の部品を製造することができ、期限に間に合って納品することができたそうです。 このように、いつも同じような仕事内容でも何か少しでも変化が起きた時、工夫を凝らして仕事の効率のアップを図らなければならないことは少なくないと思います。 少し自分のレベルより上の難しい課題に挑戦することで、仕事への取組を工夫することなどが求められるともいえます。 つまり、適度な緊張感というのは良い仕事をするのに必要なことといえるのではないでしょうか。毎日の生活にストレスにならない程度の緊張感を味わう環境づくりや、その緊張感を楽しむ姿勢が大事なことなのかも知れません。 そして、仕事の工夫を凝らすには仕事の優先順位をつけて、仕事の重要性や必要性を吟味することが大切で、その時間軸をどのように捉えていくかが重要だといえるでしょう。 その時間軸を管理するために、スケジュール帳などにTo Do リストやアクションプランなどを書き込む方法などが実践的なようです。 時間軸にそって仕事の効率性をアップする工夫の仕方がいろいろな意味で重要なポイントといえるのかも知れません。 皆さんのご意見を伺っていて、予想外に仕事の量が減少したり、材料が不足したり、物理的に足らないことが生じても、時間は常に1日24時間あり、それをどのように活用するのかが本当に大切なことなのだなと再認識した次第です。 激動の2011年もあと僅かですが、改めて今年、仕事で工夫したことや時間の使い方が有効だったかなどを振り返り、その経験を来年に活かしていきたいと思った次第です。 一週間、いろいろなご意見ありがとうございました。
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