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会議番号:3154 開催期間 2012年03月19日- 03月26日
自主申告制度への賛成は、当初は77%でしたが、最終日は80%と上がりました。議論のし甲斐がありました。 最終回の問いかけは、「イータックスでの申告はどうでしょうか」というものでした。これに対しては、真打ちさんなど多くの方から賛成の意見をいただきました。 その中でも興味深かったのは、noteさんからいただいた、「疑問点をすぐ解決できるコールセンターを充実させては」という意見です。現在、国税庁で納税相談を行っていますが、自主申告となればもっと充実させる必要があるでしょう。 また、自分の所得を稼ぐに当たって必要な経費にはどんなものがあるのか、これについて考えることも必要ですね。いずれにしても、自分の税金は自分で確定する、これが原点だということですね。 一方で、セキュリティーの問題を心配されるabbyiさんのような意見もありました。この点は、社会保障・税番号制度全般について言えることでしょう。ITの成果の活用とわれわれのプライバシーの問題は、大変難しい問題ですね。結局安全神話は無いので、可能な限り万全の備えをするということでしょうか。 今回の議論を私なりにまとめると、 番号を活用したイータックスでの申告、簡素な税制と税務ソフトの開発、コールセンターなど納税相談の充実、申告を手助けするボランティア(税理士制度の問題あり)、それから本人の記帳への配慮、これらの条件がそろえば、自主申告制度が可能になる、そして、自主申告制度の導入は、税制について知ることになり、税金の使い方についても関心を大いに高めることなる、それが納税者の原点である、ということではないでしょうか。 私も大いに勉強をしました。ありがとうございました。
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