働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3165 開催期間 2012年05月14日- 05月21日
沢山のコメントありがとうございます。バランスを取る工夫や、リスクへ対する保険などを活用した備え方、ご提示ありがたく拝見させて頂きました。 「讃岐小町さん」(家族一人ひとりの「家事力」が幸せの鍵)僕もそう思います。夫・妻・子ども達・そして祖父母との総合力で生きていくから家族なんじゃないかなって、離婚してから気づきました。 家事という仕事を家族で共有していくと、互いに感謝が生まれ、本当の意味で帰ってくる場所はここなのだ、と気づかされると思います。僕も、もっと早くそこに気が付けば良かったのかもしれない。 さて皆さん「震災離婚」をご存知でしょうか? この問題は特に、「仕事人間で家事・育児・地域コミュニティに携わってこなかった夫を持つ家庭」に多く見られます。 たとえば、 ●仕事がなくなった途端自宅に引きこもり、アルコール摂取量が増え、DVが始まり人が変わったようになってしまった。 ●物資や食料の確保に奔走する妻に対して、家でごろごろし、目の前にあるものを後先考えずに消費し続ける夫。それを見た妻は、一生のパートナーでは無いと見切りを付けた。 それ以外にも、地震発生時に家族を残して1人だけ逃げた夫を見て信頼出来なくなったという話もあります。 「震災・死別父子家庭や一部の離別の父子家庭」では、突然育児や家事、地域コミュニティでの仕事など、何もわからないまま放りこまれ、どうして良いかわからず孤立してしまう人もいます。中には鬱状態に陥りアルコール依存、虐待やDV、最悪自死まで至ってしまった事例も耳にしました。 そうならない為にも、「男は仕事していればいい」という意識を捨て、育児や家事、PTAや子ども会等の仕事を自分の役割であると、認識する努力が必要です。そうすることで妻の負担が減り、どちらかに何かがあっても、共に支え合い助け合えるパートナーシップを築いていけるのです。 今では育メンや家事メンが世論にも少しずつ浸透してきているように思います。 しかし夫婦共に仕事・家事をこなし、その先にある育児と介護に向かうとなると、男性社会における成熟度は、まだまだと言えるでしょう。 ファーストステージでは女性スタートで発信され続けてきたワークライフ・バランスですが、セカンドステージでは男性目線からの家事と育児の重要性を発信する必要があるのではないでしょうか。 男性の意識が変われば家庭が変わる、地域が変わる、そして企業が変わる。 それは父子家庭にとっても母子家庭にとっても、そして女性にとっても生きやすい社会となる、そう考えるのです。 さて、これが最後の投げかけになります。まだ長時間労働、早出残業が当たり前の就労環境の中、子ども達の状態を踏まえ(年齢、病気、障がい、性質)、皆さんは父子家庭への行政支援の拡充は必要だと思いますか? また、必要と考える方は、どのような支援があれば良いと思いますか? ご意見、ご提案の程、宜しくお願いいたします。
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