イー・ウーマン（ewoman）

コンディションを整える（Anne64・東京都・37）

体に力が入り、心も体も「固まっている」状態の時に、イライラしやすいことに気付きました。なので、ゆっくり入浴してストレッチをしたり、マッサージを受けたりして、まず体を緩めるように心がけています。すると気持ちも自然に緩むようです。その場のイライラを鎮めるには、深呼吸をします。しかし、深呼吸を始めたタイミングではまだイライラしているので、最近娘は、私が深呼吸を始めると「ママ、また何か怒ってるの？」と言うようになりました……。

毒吐きノート（ナカサワ・東京都・42）

イライラしたことを書くノートを用意しています。 （１）イライラしていること（事実）　（２）それについて自分がどう思ったか　（３）別の見方をするとどうか？　（４）次回同じことが起きたらどうするか？　を書き出していくもの。結構、自分の思い込みでイライラしたり怒っていることが多いことに気づかされます。このノートを書く前に、プチッと切れて怒ってしまうことも多いですが……。

「イライラ解消法を学習」に驚き（Linden・海外・その他・36）

解消する方法を『学習』する、という初めて目にする議長の言葉に、正直驚きました。なぜイライラするのか、どうすれば解消するのか、今までその改善方法に向き合ってきませんでした。無理に他人と比べてみたり、一人、心の内で何とかイライラを忘れようとしたり、余暇にすっきり発散できる時間をたっぷりとって過ごしたり、とあいまいなまま時が解決していたようです。この会議を機に、ぜひイライラ感解消法を見つけられるよう考えることにします。

睡眠をとる（マミー・スマイル・福岡県・48）

イライラする時というのは、体が疲れていたり、心にストレスがたまっていたり、ということが多いので、早く寝て疲れを取り、体にいいものを食べてデトックスし、ストレッチなどで体をほぐす。ゆったりとお風呂に入る。好きな音楽を聴いたり、DVDを観る。など、イライラしないような体調・コンディションを意識的に作るようにします。 疲れてるな～と思ったら、ため込まず、早めに処置します。

治療で治るものでしょうか？（walk714・海外・その他・36）

病的イライラがあるとは、考えたこともありませんでした。自分の見方を変える以外に対処法がないと思っていたので、対人関係の書籍を読むなど、見識を広げる努力はしていますが。油断したり体調によっては、イラっとすることあり。意識変革以外の解消法があるのなら、ぜひ知りたいです。

頭ではわかっているのですが……（パフィンドーナッツ・埼玉県・43）

イライラの原因は、自分の思考方法にあると理解しています。そこで、思考方法を変えようとか、切り口を変えてみようとか、考え方を転換してみよう……と試みているのですが、どうしても自分の考え方の癖が抜けきれず、元の木阿弥。イライラは解消されません。どうしたら、すっきりと切り替えることができるのだろうか？と、さらに悩みが増えてしまいます。

すべての原因は自分とわかるのに（kimirie・兵庫県・41）

バタバタしちゃうとすぐ、イライラしているような気がします。仕事は感謝し、大事にしないといけないし、スタッフも頑張ってくれている。とてもよくわかっているのに、うまく噛み合わないと、やっぱり、イライラ……！　でも、その原因は自分の指示の出し方や、要領の悪さです。好きな香水で香りを楽しんだり、好きなお茶でティータイムをしたりして、リセットして、ちょっとずつ前に進み、笑顔を呼び戻す訓練中です。人のせいにしないように、気を付ける。でも、まだまだです。

自分に負担をかけないように（いのくち・東京都・46）

イライラは、自分に負担がかかります。なぜこの人はこんな言い方をするのとか、なぜすぐに返事できないんだろうとか、イライラはたいてい人が相手です。でも、人というのは自分の思い通りに行かないもの、もともとそんなものだからと思っておくことにしました。そうすると、こちらのイライラ感情が入らない状態で話ができるので、意外とスムーズに事が進んだりします。それでも唯一イライラを克服できない存在があり、それは実母です。イライラしたくないので、なるべく距離を置いたりしています。

自分のとらえ方次第（umikko・28）

前はよく、今やっている仕事がうまくいかなかったり、誰かと話をしていて伝えたいことが伝わってないな、と感じるときにイライラしていたと思います。でもそれは、当然こうするべき、という自分の価値観を勝手に相手に押し付けていることが原因だと思うのです。そういう時は、今の私は人を受け入れる態勢になってないな、と考えるようになって自分の受け止め方を変えるように心がけたら、イライラすることが減ったように思います。

理由を知る（真打ち・栃木県・42）

イライラの種は、無数にある。 しかし、種が飛散しても発芽させない方法を、私は“難しい人々”に学んだ。その言動にある、背景や理由を知るのだ。時には、相手の生い立ちにまで思考が及ぶことも。そうする事で、どんな馬鹿らしい出来事でも大抵は理解が出来る。結局は、相手の日頃の暮らしを軸に精査する事が多く、思いを馳せる内に気の毒になることさえある。 日々、驚くような言動に揉まれ傷付くことで、私は成長したと自負している。

投稿ありがとうございました。
 
「解消する方法を学習する、という初めて目にする議長の言葉に、正直驚きました。なぜイライラするのか、どうすれば解消するのか、今までその改善方法に向き合ってきませんでした」という投稿が印象的でした。「向き合う」という姿勢が一番大切です。
 
「カウンセリングを受けてさえいれば解消できる」と勘違いしている患者さんがいらっしゃいます。そういう方は、愚痴という段階からステップアップしません。
 
うつ病にかかる人が多いことはメディアで話題になっていますが、不眠や高血圧、そして胃腸障害や頭痛といった身体的な症状が出てくるほとんどの原因が、個人的なイライラにあります。ゆっくりと湯船につかってとか、深呼吸をして、あるいは不満をノートに書いてといった消去法だけではなくて、自分のイライラが身体のどこに影響を与えているのかを冷静に観察してから、解消法を考える必要があります。
 
自分の肉体年齢と実年齢のギャップ（例えば、どんなに若くても冷え性の男女はいます）をしっかりと観察、研究しましょう。でないとイライラは解消できません。つまり、どういうことがあると、身体のどこが調子悪くなるかです。
 
環境(人間関係、経済環境)は千差万別です。どんなに環境が悪くても元気な人もいれば、お金がなくても平気な方もいる。エアコンがある環境でなければ生きられない人もいれば、逆にエアコンに弱い人もいます。昨日のように台風が来ただけで気圧の影響を受けて体調を崩す人もいます。そういう時に飲む漢方薬やケミカルを用意しておくのも解消法のひとつです。
 
YESの方、NOの方ともに、自分がイライラした時に、身体のどこに影響を与えているか観察したことのある方はその様子を、そしてそのときこそ食べる食べ物や薬などがあれば教えてください。
イライラしたときに身体のどこに影響があるか観察したことのない方も、振り返って思い出してみてくださいね。


★石井議長の過去の円卓会議「ストレスと上手に付き合っていますか？」
★石井議長と佐々木かをりのウィンウィン対談

• 2012.06.20
• 石井苗子 東京大学医学部客員研究員・保健学博士・ヘルスケアカウンセラー・女優