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会議番号:3178 開催期間 2012年06月29日- 07月06日
今の投票結果は、YES43%、NO57%と、1日目より少し、参加したことのある人が増えています。今日はちょっと、私の体験をシェアしたいと思います。 ここ5年間くらい連続して、アメリカで開催されているFORTUNE誌による“Most Powerful Women Summit”に出席しています。まあ、勇ましい名前。 フォーチュン誌は、「フォーチュン500社」といってグローバルな大企業トップ500社をランキングするなどしているビジネス誌。その雑誌が、「女性」をテーマに開催。招待された200-300名のCEOやエグゼクティブが中心となって参加する2‐3日の会議です。 この会議の参加者は、多岐にわたります。企業のエグゼクティブもいますが、多くがCEOやCFO、役員などの経営に関係している女性たち。主催しているタイムインクの前女性社長や、ゼロックス社の女性社長、ペプシコの女性社長、シンディー・ローパー、ヒラリー・クリントンなどそうそうたる人たちが、2日間滞在し、参加し、食事をし、学び、話し、交流します。 国際女性ビジネス会議を開催している私ですので、「女性」の意味は分かっているつもりでしたが、やはり、「なぜ、今の時代に、アメリカでも女性会議?」と、参加者の多くに一度質問してみたことがあります。 すると、誰もがその質問に驚きながら「ビジネスをしていると会うのは男性が多くなるから、このような女性たちとの交流は学びになるし、刺激になる」「女性同士で分かち合えることがたくさんある」「まだまだ女性のリーダーが少ない。女性がつながらなくては」と答えるのです。彼女たちは、自らのためだけでなく、社会の変化のためのミッションを感じて参加しているのです。そして、その使命感が、さらなるやる気、行動力を生み出します。 私も同じだな、と思っています。そして「国際女性ビジネス会議」が、参加者満足度16年平均98%以上というのは、参加者が素晴らしいからなのです。自分のために参加する人と、ミッションを感じて後輩のためや社会を良くするために参加する人の両方が会場にいる、ということになります。「お悩み」がある人たちが、「解決策」を求めて500人も集まったら、結構、暗い会場になりそうです。しかし、自分を高めようと思っている人と、皆でつながって全体の向上を考えようとする人が一つの会場に存在すると、それはそれは、素敵な化学反応が起きるのです。 「会議」というと、静かに座って話しを聞いているという想像をする人もいるようですが、たとえば「国際女性ビジネス会議」では、午後のプログラムはディスカッションばかり。聞いていることもできますが、発言もたくさんできます。 そして、参加者同士の出会いがある。それが、宝なんです。 私は、APEC 「女性と経済」の会議に参加し、月曜日にロシア・サンクトペテルブルグから帰国しました。ここでもAPECに参加する数々のエコノミー(国ではない地域もあるので、国という単語を使わず、APECでは、エコノミーという単位で表現します)の女性たち、大臣らにお会いしました。どの国も、同じような課題を抱えています。数字で見れば、女性の賃金は男性の50%だ、65%だと、それぞれの国に数字の違いがあっても、賃金格差があることは全てのエコノミーでありました。NASAの職員も、NASAに女性が少ないことを課題として発言していました。女性の科学者、研究者がなぜ増えないのかと。 会場にいる人たちは、自分の力で、リーダーまたはリーダーシップをとれるポジションまで上がってきた人たちです。女性だから不便を感じる、などという人は誰もいません。でも、多くの後輩たちのために、考え、シェアし、つながり、そして、自分たちの明日のために支え合う。同士、というか、シスターというか、すぐに打ち解けるので、楽しい仲間となりますよ。 では、4日目の会議に向けて、質問です。引き続きYES、NOは、「女性の集まる会議、参加していますか?」という今週のテーマ(質問)に対して投票してください。投稿は、最終日に向けて、人とつながることについて、230文字以内で教えてください。 あなたは今、どんな人とつながっていますか。どんな出会いから、今のあなたがいますか。男女、どんなシーンでも構いません。今までの出会いで支えられたこと、学んだこと、を教えてください。そういった出会いがまだない人は、自分が前進するために、より良い人生を過ごすために、どんな発想や行動をしている、どんな人と出会いたいと思いますか。男性でも女性でもOKです。 投稿、お待ちしています。★参加受付中! 7月28日(土)開催 第17回「国際女性ビジネス会議」
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