働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3222 開催期間 2013年03月08日- 03月15日
ネットを通じて、どういう情報が欲しいかということに多くのご意見をいただきました。 私たちは、自分たちの政治家としての活動をよく「公務・党務・地元活動」という言葉で表します。そして、このそれぞれをバランスよく行うことが必要だと。公務というのはまさに議会での活動です。本会議や、あるいは予算、厚生労働などの委員会で質問をしたり、採決を行ったりします。党務は、政党政治を行っている以上、政策も党で議論します。また、党の方針や政策を街宣活動や、広報物を通じて、皆さんにお伝えすることも大切な活動です。地元活動は、地元で後援会の会員を増やしたり、ミニ集会を行ったり、あるいは陳情を受けたりして、自分の支援を広げていく活動を行います。 皆さんのご意見を読ませていただいて、この3つそれぞれに、ネットを通じてのニーズがあるということがよくわかりました。 “kemkem”さんの審議過程は、党務のいわゆる党での審議と公務の国会での審議の両方にまたがる課題だと思います。国会の審議については、意外と知られていませんが、衆議院であれば、衆議院TVというサイトで、すべての本会議、委員会の審議を見ることができます。ただ、単に録画がしてあるので、ダイジェスト版でポイントだけ見るというわけにはいかないのが難点です。 “DiamondBar”さんの街頭演説は、党としての演説は党のサイトに載っている場合があります。政治家個人は、それぞれ載せている方もいますし、自分でTV番組のように構成されている方もいます。今後ネット選挙解禁になれば、非常に重要なコンテンツになりますね。 “メヌエット”さんの半年先のスケジュール、確かにそういう観点も重要だと思いました。政治活動には、突発事項が多いので、なかなか計画通り粛々と行くというふうにはならないのですが、そういう状況こそ反省すべきことなのかもしれません。 さて、今回このようなテーマで議論させていただきながら、実は私自身ブログは行いながら、ツイッターやフェイスブックは使用しておりません。“dokinchn”が言われているように、SNSのメリットや影響の大きさはわかりながらも、気軽に入り込めていないという状況があります。 ちょうどツイッターを始めようと思っていた頃、何人かの同僚議員からツイッターで発信を始めると、すぐにレスポンスをしなければならず大変だという話を聞いたということもあります。“真打ち”さんがおっしゃっているように、私も自分の言葉で発信したいと思うからこそ、常につながっている状況に本当に時間的にも対応できるのかという不安があるからなんです。 また、“四葉のクローバー”さんが述べていた件は、私は発信者にやはり配慮が足りなかったと思いますが、“tarshu”さんがおっしゃっているように、何か意図的にバイアスがかけられたら、どう対応するのか、こうしたこともネットがもっと政治に使われるためには、クリアしなくてはいけない課題かと思います。 一方で政治家と相対(あいたい)して、ということだけでなく、“Qingmu”さんが提案されているように、みんなが意見を述べる場としてのネットは、私はますます重要になってくると思います。 こうしたネットの活用、そしてネットを通じて政治を動かしていくことを進めていくうえで、懸念されている問題点、例えば私が持っているようなメンタルバリア、またなりすましなどの不正、あるいは意図的な操作、こうした問題点を解決していくには、どうしたらいいのでしょうか。 そういうのをわかった上で、とにかく使うことだという意見もあるかもしれませんが、どうやったら問題点を解決し、ネットでの活動を広げていくことができるのか、その観点から、今回はご意見をいただければと思います。★こちらもお読みください〜江端議長の過去の円卓会議・就職難。本人の責任ですか?
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