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会議番号:3280 開催期間 2014年02月21日- 02月28日
こんにちは。色々なご意見ありがとうございました。 前回、「資産把握の役立て方」について伺ったのですが、「資産額を把握することで必要のない現金を投資に回した」(anastashiayanoさん)また「実際に貯蓄(資産)額が増えた」(emi☆さん)というように、資産把握を投資に役立てているというご意見が多くみられました。 また、「自分の会社をつくったと思って個人資産を管理していこう」(risenさん)というようにこの会議をきっかけに資産を把握してみようというありがたいご意見も多くいただきました。 資産の把握の仕方はやはり、エクセルを利用している方が多いようで、見直しのスパンは概ね1年。投資に活かしているという方の見直しスパンはもう少し短いようでした。 資産を把握する上で困ることについては、「保険や不動産をどのように現在の資産として評価するかが難しい」(DiamondBarさん)というご意見がありました。確かに、現預金以外の資産額をどうみるかは悩ましいところですが、資産の把握目的を「財務状況・安全性の把握」とした場合、基本的にはそのときの時価で考えていただければと思います。 生命保険であれば「解約返戻金」、不動産であれば「時価査定額」など。調査時点ですべてを現金化した時にいくらの資産があるか、という視点で行うといいのではないかと思います。 ところで、今回の議論のご提案時には資産の把握を「老後資金」や「相続対策」にというお話をしました。ピアのみなさんはまだお若いので、ご自身の「老後資金」や「相続対策」となるとピンとこない方が多いようですが、せっかく一定の手間をかけて作る「資産の把握」です。ちょっとアレンジをして色々な用途に使えるようにしておくのもいいのではないかと思います。 まず「老後資金」のために資産を把握する場合は、老後の資金が足りるのか、必要な貯蓄額はいくらかを把握したいところです。そのためには、生命保険や年金はその時の受取金額を把握し、自宅不動産は、家賃を払わなくていい資産、という位置づけの一方、修繕費などの負担見積もりもできるといいでしょう。 「相続対策」のために資産を把握する大きな目的は①家族が財産を探せるようにしておく②どの財産をだれに残すか考える③相続税の有無を確認するの3つ。 把握した資産をそういった視点で管理、利用していただくと「相続対策」にも役立つということです。 ところで、「相続対策」のためという話になると、まだピアのみなさんの年齢では(親から)残される側の立場の方が多いのだと思います。「資産の把握」は残される側にとってもありがたいものなのです。相続後に亡くなった方の財産を探し出すのは至難の業。相続税だってあらかじめかかると分かれば節税対策だって可能です。どう分けるかだって財産の持ち主に考えてもらっておいた方がいいに決まっています。 そこで、今まではご自分の資産把握について議論してきましたが、今度は自分の家族(親や配偶者に)の「資産の把握」についても考えていただきたいと思います。家族(親や配偶者)の老後や相続のための「資産把握」についてどう思いますか。当の本人たちはどう考えているでしょうか。そこから、年齢や性別、立場によって把握した資産の使い方の違いなどが見えてくるかもしれません。 みなさんの投稿お待ちしております。★板倉議長の過去の円卓会議より・相続について、考えたことありますか?・遺言書、書こうと思ったことありますか?
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