働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3500 開催期間 2018年06月22日- 06月29日
プライベートな問題は、社会全体の問題とつながっています。これは、女性の社会進出の時に言われたことです。「このまま主婦でいていいのだろうか」という専業主婦の思いが、女性の社会進出の流れを作り、世界を変えていったのです。私は、恋愛に関する考え方の変化も、社会を変化させる一要因と考えています。 さて、YESとNO双方に分かれていますが、「夫婦を維持するために、恋愛感情とは異なった愛情は必要」という点では、それほど意見の違いはないようにみえます。YESの「Yuka1214」さんが言うように、「自分本位の恋愛」が、「相手本位の愛情」に転化するかどうかが鍵であるとも読めます。とすると、Noでも「kyoko004」さんの、きっかけとしては恋愛感情は必要かもという意見とそれほど違わないのではないでしょうか。 一方で、「Jerryb」さんの「死ぬほど好きだった一瞬は自分にとって宝物」という意見もあります。結婚に必要と言うよりも、人生にとって必要という意識でしょうか。 世代は関係しているのでしょうか? Jenybさんは、50代とのことですが、結婚は先のことと思っている学生にアンケートをとってみました。結果は、YES約6割、NO約4割とみなさまとほぼ同じ結果でした。中には、結婚には勢いがいるから恋愛は不可欠と書いている女子学生もいました。 日本の少子化の進展には、「結婚には恋愛は必要はない」という意識が関わっているのではないかと思っています。今、未婚化が進んでいるだけではなく、未婚者で交際相手をもつ人も減っており、若者で交際意欲も低下してます。結婚に当たってのデータにこだわってしまい、恋愛から結婚という勢いがなくなっているのかもしれません。「好きな人がいても、結婚生活に都合が悪いと思えば、そもそもつきあわない」という若者もいます。 これは、中国や韓国などの東アジア諸国でも日本と似たような事が起きています。逆に少子化を克服しつつあるフランスや北欧では、「結婚しないでも恋愛を楽しむ。子どもが産まれる」という流れがあります。 では、改めて問います。「結婚に恋愛感情は不可欠でしょうか?」 日本の少子化の進展という観点も含めてご意見をいただければ幸いです。★山田議長の過去の円卓会議より・自治体の婚活支援、賛成ですか?・日本男性の草食化は、よいことだと思いますか?・景気がよくなると、あなたは幸せになると思いますか?
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