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会議番号:3685 開催期間 2022年06月03日- 06月10日
見直しの方向性を考えるための主なポイントは次の3つです。その第1は、見落としているリスクを探し出すことです。第2は、個々人のおかれている状況に即したマイプランを考えることです。第3は、新しい着想や技術を見直しの際に取り入れることです。 見落としているリスクでは、いつどこで地震に遭遇するかもしれないという視点で、見落としている場面がないかを考えることです。東京のDiamondBarさんのご指摘のように、通勤時などにも目を向けて「シーン別のシナリオ」を描くことはとても大切です。それに加えて、最近の災害の動向にも目を向け、コロナ禍の避難リスクなどを考慮に入れて、東京のおがわさんの言われるように避難のあり方を見直すことも必要です。 次のマイプランでは、行政などが提起している一般的なプログラムにこだわらず、地域の特徴や個人の特徴を生かした備えをつくりだすことです。避難時の食事も、アレルギー体質の子どもにはそれに見合った食事をつくるように、それぞれが元気になる食事のオリジナルメニューを考えなければなりません。東京のJerrybさんのように非常食を試食して、個々人に適した食材を見出すとともに、オリジナルな献立をもつことも欠かせません。マイスイッチ、マイキッチン、マイシェルターを持つようにしましょう。 最後の新しい型の備えでは、防災グッズの開発動向に眼を向け、周りの人の先進的な取り組みにも目を向け、備えの見直しをする上でのカタログを作ってみることです。そのうえでは、皆さん方からいただいたご提案は参考になります。この見直しのカタログをつくるうえでは、栃木の真打ちさんの散歩で点検という「現場主義」、東京の綾〇〇〇さん、東京のひるねさん、広島のn.danさんの、学校やコミュニティあるいは家族と一緒に考えるという「ご一緒主義」は、とても大切です。 自らの命は自らで守るためには、マイプランやマイ見直しが欠かせません。これを機に、今一度見直していただければ幸いです。
★室﨑議長の過去の円卓会議より
・自宅から避難。準備はできていますか?
・あなたの地域、巨大災害への備えは十分ですか?
・避難所のあり方、提案ありますか?(2011年3月実施)
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