働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3691 開催期間 2022年08月19日- 08月26日
私が議長を務める円卓会議がスタートしました。テーマは『あなたは、いい声ですか?』 現在の集計経過は、YESが30%ほどで少数派ですが、具体的なエピソードを紹介する投稿が届いています、どうもありがとうございます。投稿を紹介しながら、いい声の要素を確認していきたいと思います。 最初は、YESの方の例です。めぐっちさんは、シーンに合わせて声色を変えて発声していらっしゃるそうです。幼少期から身近にいい声のサンプルを聞く機会が多かったことが、いい声に繋がっていますね。声幅があり表現性のある声はいい声の要素のひとつです。 低く落ち着いた声が知性を感じさせるので好きというyn58さん。低めでエネルギーが高く響きのある声は説得力もあり、話の内容も伝わりやすいです。 真打ちさんのご意見は、声そのものというより声が周囲に及ぼす影響を取り上げてくださいました。電話秘書の経験から、電話での対応、相手との会話は個人だけでなく会社や組織全体の印象を左右することもあり、それだけに自分の声に責任を持つという意識は、とても大切なことですね。声は人格を表わすといわれ、自分が感じているよりも周囲の人との関係構築、信頼の獲得にも重要な要素だといえるでしょう。 次にNOと回答された投稿の事例を紹介します。IPウーマンさんは若いころはいい声だったのに、最近、だみ声というか変声期を過ぎたおばちゃん声になってきてがっかり。そのため意識してきちんした発声を心がけているそうです。声は変わります。女性の場合、閉経前後からホルモンの関係もあり、声が変わり易くなります。低めになる場合が多いのですが、声のエネルギーとなる息を支える筋肉が衰えたり、喉や口腔内の発声に関係する筋肉が固くなったり柔軟性が乏しくなると嗄声(させい)になったり、声が暗くなる、透明度が低下することがあります。おばちゃん声にならないように、健康で筋力、柔軟性を保ち、声帯に負担をかけない発声、伸びやかで響きのある声を実践したいですね。 いい声だと思っていたのに、録画の声を聞いて自信がなくなったといういのくちさん。私たちは骨導音と空気の振動で伝わる気導音の両方を聴いているので、気導音だけの録画の声は、自分の声と違って聞こえるものです。 自分の声が余り好きではないというナカサワさん、マイルドな声は相手には聞きやすいですよ。落ち着いたトーンで話すように心がけているというmucunさん。声をよく聴くという心掛けも良いですね。相手の声だけでなく、話している時の自分の声も聴くようにすると、落ち着いて話せますし、聞いている人の反応も確認しやすくなり、相手も話を聞きやすくなります。 まずは、ご自身の声を聴く、話す時の特長を知ることを意識してみてください。一回目の会議でご紹介くださった具体的な事例は、大変参考になりました。いい声は、自分だけでなく聞き手、受け手の存在が重要です。話の内容が伝わる時には、発し手のいい声に加えて話の内容が分かり易いことが必須で、聞きやすい言葉も関係します。相手に明瞭に伝えるために会話で意識していること、「活舌」に関してはどのようにお考えでしょうか。「あなたは、いい声ですか?」へのYES、NOとあわせて、活舌について気にしていることなどを教えてください。引き続き投稿をお待ちしています。★菅家議長の過去の円卓会議より・あなたの顔、引き締まってますか?・顔の筋トレ、していますか?・「あの人、声がいいな」と思うこと、ありますか?
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