働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3691 開催期間 2022年08月19日- 08月26日
毎回多様な投稿をありがとうございます。具体的な事例、経験談やエピソードが、議論の展開を深め、内容を充実させる原動力になっています。投稿には、声や活舌に対してかなり専門的な情報や事例が含まれ、貴重な学びや大きな励みになっています。また発声や活舌に関しても、日常での意識や実践の様子が伝わってきて、さらに役立つ情報を発信しなければとモチベーションが高まりました。 最初は、専門的な事例を書いてくださったmionさんの投稿です。言葉の伝達に関心があり、音声認識の研究をなさっていたそうで、私の方がいろいろお聞きしたくなります。音の響きを捉えるようにする、骨伝導で内側からの伝わる音を聴くこと。音は入ってきた耳と反対側の聴覚野で受けて左脳にある言語野に入り言葉として認識されるので、右耳で聞く方が、しっかり聴けるといわれます。電話や大事なことは右耳で聞いてみてください。まずはきちんと聴くこと、そして声を発する時には、日本語は息の流れに乗せ、母音をきちんと発音すると言葉が明瞭になり聞きやすくなります。 unagiさんのように自分の発した音をきちんと聴く。活舌に関して上手くない点も分かっていると改善できます。「で」のような濁音は、舌をしっかり上顎を叩くように動かすと、音が明瞭になり意味が取れる音がつくれます。「タ、ダ行」の音は、舌の動きが弱いとべチャッとした不明瞭な音になり、だらしない印象になってしまいます。 真打ちさんが紹介された口の中のコブのような「骨隆起」、口腔の天井、硬口蓋や下顎内側の舌下にできることが多いそうです。骨隆起があってもあまり心配ないと聞きますが、舌を動かす時に支障があったり言葉が言い難い、声の共鳴に影響することがあるかと思います。遺伝的なものや歯ぎしり嚙み合わせで強い力が加わることなどが原因だそうで、コブ状のものが大きくなったり舌が動かしにくいなど不都合がありましたら、歯科専門医にご相談ください。 声や活舌に関する内容で、皆さんにも参考になる投稿を選んでみました。活舌はよくないものの、改善できるカバーの仕方を分かっているというblueberry53さん。短所を知ることは改善への一歩です。相手が聞きやすい、音を作るには声の専門家のアドバイスは有効です。 おがわさんやnekosaurusさんのように受け手のことを考えてゆっくり落ち着いて一音一音丁寧に話すことを意識する。相手が聞きやすい、きちんと受けてくれることが基本です。 加齢による変化やコロナ禍の影響で声が変わり、活舌が悪くなったというDimondBarさんとshoshoさん。以前より舌がついてこない感覚、かけっこで足がもつれるという表現は、言い得てますね。気持ちと身体の動きが一致しない、筋肉の運動性低下でスピーディに動かせない。運動は大切ですよ。筋肉は使わないと衰えて動かしにくくなります。舌や声帯も筋肉です。話す機会が減る。しっかり声を出さない。省エネモードで小さな動きにしていると、動きが制限され、いざ動かそうとしても筋肉が対応しにくくなります。身体も舌も声帯も適度に使って動かしましょう。 ナカサワさんは、舌や顔の筋トレをすでに実践されています。口唇や頬、顎など顔の筋肉も発声、活舌には大いに関係しています。そして声のエネルギーである息を上手くコントロールするためには、全身の筋肉を衰えさせないようにすることも重要ですよ。 「あなたは、いい声ですか?」をテーマに議論を展開してきましたが、議論の場はあと1回です。聞きやすい声、活舌に加え、聞き手に分かり易く伝えるために、どのようなことを意識し、実践なさっていますか。皆様の投稿をお待ちしています。★菅家議長の過去の円卓会議より・あなたの顔、引き締まってますか?・顔の筋トレ、していますか?・「あの人、声がいいな」と思うこと、ありますか?
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