働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3695 開催期間 2022年09月16日- 09月23日
たくさんの投票と投稿をありがとうございます。「ためらわない」(NO)が61%で、「ためらう」(YES)を上回りましたが、投稿は「ためらう」という方からの方が多く届いています。 「どこからが『虐待」なのか判断が難しい』(きたさん)、「見極めが難しい」(めぐっちさん)という方も多いでしょう。ここだけは覚えていただきたいのですが、虐待かどうかを判断するのは児童相談所です。心配な親子がいたら、通告していただけたらと思います。 通告は情報提供です。いろいろな方から情報が集まると、状況が分かりやすくなりますから、家族へどのようにアプローチしたらいいのか、どのような支援が必要なのかを検討する材料にもなります。 「通報したら、どういう結果を生むのかがわからないので行動をためらう」(やぐかずさん)という方も多いかもしれません。189(いちはやく)に通告いただくと、児童相談所の担当者が安全確認を行い、虐待で子どもの安全が保てない場合は、一時保護となるケースもあります。確認の上、子育てに困っているなどの場合には、個別支援や一時預かりなど子育てサービスの情報提供を行うというような流れになります。 めぐっちさんの従妹さんの場合は、お子さんがパニック障害とのこと。理解してもらうのに苦労したとのことですが、児童相談所の業務は虐待対応だけではなく、発達支援のサポートもしています。虐待かどうかを判断しているだけではなく、子育てに困っている家庭をサポートしている専門機関が、児童相談所なのです。★児童相談所の概要(厚生労働省) nekosaurusさんが「通告され子どもと離された母親のフォローを心療内科でしたことがありますが、『ホッとした」と彼女が発した一言が忘れられません」と体験談を投稿くださいました。 家族の人間関係、親子の問題に口を出していいのかと迷う方もいるかもしれませんが、困っている親子からはSOSを出しにくいものです。だからこそ通告が、支援の第一歩となるケースがたくさんあります。 「児童虐待、過去最多。通告、ためらいますか?」 みなさんの体験などもぜひ教えてください。またはそのような場面には遭遇していないけれど、通告をためらうかもしれないと思う方は、その理由もお聞かせください。さらに、虐待防止のために私たちができることについても、お考えをお聞かせいただけたらと思います。★高祖議長の過去の円卓会議より・部活での暴力。防ぐ方法、ありますか?・こども基本法の成立、必要ですか?・児童虐待、過去最多20万件。防ぐ仕組み、いい案ありますか?(2021年)
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