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会議番号:3051 開催期間 2010年09月27日- 10月06日
10月1日のたばこ値上げに関する話題がメディアで盛んに取り上げられていますが、現時点、周りで禁煙した人がいる方は、わずか26%。Yumanaさんの職場の方のように値上げが禁煙の動機付けの一つとなっている方もいるようですが、全体としては値上げがそれほど強い禁煙動機にはなっていないような印象を受けます。 一方「No」の方でも、「実際の値上げ以降禁煙をする」という四葉のクローバーさんのご主人やkaoru98さんの周囲の方もいらっしゃるので、これから禁煙する方が増えていく期待はあります。 禁煙の動機の中で、やはり強い動機付けの一つは健康問題です。ジルバさんのご主人のように医師からの禁煙指導も良いきっかけとなる場合が多いですが、自ら決断する場合、「今後子どもが生まれるだろうから(yumanaさん)」、「出産を検討しているから(kaoru98さん)」など、子どもへの影響も動機になることが多いようです。 たばこと肺がんの関係などは良く知られるところですが、たばこの胎児や子どもへの影響は何となく悪そう程度に思われているかもしれません。しかし、たばこの「生まれてくる赤ちゃん」への影響は大きく、またそのたばこの影響は生まれてからも続くと言われています。また、妊娠中の喫煙は、低出生体重児や早産、産科的救急疾患(胎盤早期剥離など)等の妊娠・出産中の母体・胎児のリスクも増加させます。 母親が喫煙していた場合、出生児の髪、尿、そして羊水からもニコチンの代謝産物が検出されます。胎児期にニコチンに暴露されることで脳が傷つけられる恐れがあります。そして、生まれた子どもの乳幼児突然死症候群や、知的能力、一般的に「落ち着きのない子」といわれるADHD(注意欠陥・多動性障害)などのリスクの増加をもたらすともされています。さらに、将来的な様々な疾患(心血管障害・高血圧・糖尿病・肥満など)との関連も指摘されています。 非喫煙者からみると「身体にいいことがないのに喫煙を続ける理由が理解できない(RAYさん)」ですが、喫煙には必ず受動喫煙の害が伴い、たばこを吸わない人の健康にも影響を与えます。ですから、喫煙の有無に関わらず、喫煙・受動喫煙の害について正しい知識を持つ必要があると強く感じます。 そこで、禁煙をしない方に伺います。どうしてたばこを吸いつづけるのですか? 周囲に喫煙者がいらっしゃれば、その理由をぜひ伺ってみてください。特に最近喫煙率が増加傾向にある若い女性の方のご意見もお待ちしております。
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