働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3053 開催期間 2010年10月02日- 10月12日
本日もたくさんのご投稿をありがとうございました。 保育料金の補助については、引き続き、多くの支持がよせられています。 qyf07416さんは「夢のような話!」と絶賛。kopandaさんも「20万円も保育代を出してくれるなら、子育てによる経済的負担が100%解消されると言っていいと思います」と高く評価します。 eminoさんは「金銭的な補助は私の今の会社では考えられません。保育費支給とはとても理解のある会社だと思います。企業にとっては有能な社員の流出を防ぐことにも繋がり、双方にメリットがあると思います」と言います。 NoのPururuさんは「子どもの立場」から長時間保育には否定的で、時短勤務など働き方を変えることを併せたワーク・ライフ・バランスの制度を求めます。これは私も同様で、育児支援に関する議論が保育園さえ増やせばいいという方向に流れがちなことは、常々疑問を感じています。 過去の円卓会議では、以下のような議論もしていますので、よろしければ併せてお読みください。 「子どもとの時間を作るため、マミー・トラックもやむをえない?」 「勤務時間を減らしたいですか?」 jerseyさんは、こんな理想的な社会を提案します。「企業人である前にまず母である事実・人を育む役割はもっと尊重されていい、と思っていて。健全に職場復帰出来ること、望む時に保育施設が受け入れてくれること、この環境が社内で整備されれば……その方がありがたい気がします」。 私もこの意見に賛成で、次の課題は「どうやって理想に近づけるか」ということになると思います。 保育園に関しては、もっと政府がお金を出して……という意見が根強いです。これに反対する人はあまりいないと思うのですが「どのように」実現するかについては、まだあまり議論がなされていないと思います。 残念ながら政府は打ち出の小槌ではありません。日本の財政が厳しいことはすでに報道されている通りですし、政府の仕事は税金でまかなわれますから、結局のところ、費用は皆が出す必要があるのです。 政府の無駄を減らせばいいとか、子ども関連の予算を増やす必要があるということも、よく言われます。問題は「どうやって実現するか」という方法論になるのではないでしょうか。 理想を語り合うのは心地いいのですが、社会は子どもを持つ人だけで構成されているわけではありません。kotokogdさんが指摘するように、子どものいない人があまりに不公平感を覚えるような仕組みは持続可能ではないでしょう。 そこで今日は、より公平感の高い育児支援制度についてご意見をうかがいたいと思います。あなたは、より公平な育児支援制度とはどんなものだと思いますか?企業が提供するものでも、政府が提供するものでもかまいません。お子さんがいる方もいない方も、ぜひご意見をお寄せください。
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