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会議番号:3055 開催期間 2010年10月11日- 10月25日
今日は「生物多様性を育むお米」を食べているという方からの意見も沢山いただきました。 生物多様性を育む農業については、いぬいるかさんから佐渡(トキ)の取り組みについて投稿がありました。2度目の投稿のjagaoさんは、お知り合いが不耕起栽培/冬期湛水で米作りに挑戦しているとのこと。その他、りめっとさん、少年に同じさん、Michaelさんは無農薬ではないものの、近くの田んぼで多くの生きものを見るとおっしゃっています。 NOとお答えのルーク88さんとデミーさんも無農薬のお米を選ばれていますので、意識はされていないようですが、きっと生きものが沢山いる田んぼでしょう。 いただいたご意見からお米選びの基準をタイプ分けしてみると、1.美味しいはあたりまえ。健康のために玄米を食べる。低農薬や無農薬など、自分や家族の健康の源2.地元産のものを選ぶ。作って下さっている方への感謝3.生きものなど、環境保全 となりますが、1は基本で、それを満たして2が加わり、そして3へと進む構造になっています。1は自分と家族、2は地域、そして3は環境というように、だんだんと範囲が広くなっていくわけですね。 また、地方は、日々の暮らしに生きものが身近にいる環境で、りめっとさん、bluesangoさん、少年に同じさん、Michaelさんから、生きものに関するコメントがありました。 ・家族や友人と稲刈りをして、カエルやらミミズその他たくさんの生物を見て子ども達も大はしゃぎ ・赤とんぼが飛んでいる田んぼ ・すぐ隣に田んぼが広がり、蛙やどじょうの姿を見かける土地柄 ・冬場、水はありませんが、昼間は白鳥の餌場になっている田んぼもある 子どもたちが喜ぶ、そしてその景色を見て、大人も気持ちが和むのではないでしょうか。 東京など都市部に暮らしていても、いぬいるかさんのように佐渡の無農薬米を食べることがトキの保全を促進し、「結果的に生物多様性を育むことに貢献している」と思う気持ちにもつながります。私たち消費者が何を選ぶか、買い物を通じて、生物多様性にも貢献できるというわけです。 今年、何か自然の生きものと接したり、意識したりしたことがあれば教えてください。親子で田んぼの生きもの調べに参加した。散歩をしていると野鳥をよく見かけるなど。 私はこの連休に、福島県の西会津で稲刈とキノコ取りを楽しんできたのですが、遊休農地を開墾した田んぼにつくったビオトープで大学生や地域の方達と生きもの調べもしてみました。そうしたら、赤腹イモリ、ゲンゴロウ、やご、ドジョウ、茶色のカエルなどを見つけることができました。これが大人でもかなり楽しいんですよ。 また、私は世田谷に住んでいますが、朝、ワンコを散歩させていると、スズメはもちろんですが、外来の大きなインコが群れをなして飛んでいたり、ムクドリを見かけます。秋ですね。 ※関連情報:上野の国立科学博物館で、「生物多様性」の特別展として、「あしたのごはんのために ─田んぼから見える遺伝的多様性─」が開催中! 日本のお米の原種から、お米の遺伝的多様性が詳しく学習できる内容です。佐々木かをりさんはすでにご覧になり、「とても面白かった!」とのこと。ぜひ多くの方に足を運んでいただければと思います。
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