イー・ウーマン（ewoman）

自分をアップデート（marco302・海外・その他・39）

自分自身を常にアップデートしておくことが転職のコツだと思っています。まずは、職務経歴書を作成する。その後は、何か資格を取った、または従事している業務で成果を出したということがあれば常にアップデートする。それを意識していれば、自分の価値がどれだけなのか、客観的にみることができます。最近はネットで人材バンクに登録しておくことも可能ですので、その経歴書がアップされる回数や、頻度が高ければ声が掛かる可能性も高まり転職も容易になると思います。

能力あればどこでも通用する（レスペクト・神奈川県・46）

米系企業に16年以上勤めてますが、リストラも含め4回職場が変わりました。あえてYESにしているのは、常に転職可能なように仕事をしていたい、と思うから。企業環境って毎年同じではなく同じ会社に8年勤めた時の方が業績向上等で頭を悩ませ、正直能力が上がったように感じています。要は能力ってどこでも伸ばせるもので、自身が伸び悩んでいる時に「となりの芝生も青く見える」という現象が起こるもの。日々の努力の結果として、社外に縁があったなら、あやかりたいです。

将来のために今は（emino・千葉県・28）

この不況下、勤務先の業務縮小計画により、思いがけず転職を考えなくてはいけなくなった時に、会社に頼らなくても、いかに個人の有用性を具体的に示せるかが、今の世の中で重要だと思いました。数年後にまた転職したいと考えていますが、その時に、より自分の有用性が示せるように、今はどうしたら自分をもっと高められるか考えながら、仕事などに取り組んでいます。

キャリアアップ（mij・愛知県・47）

今の職場に転職して10年になります。常にキャリアを積みスキルアップしたいと考え、資格取得も積極的に挑んでいますが、今の仕事の内容がこの10年でかなり変化もあり、まだまだやりたい事が多く残っています。転職は常に考えていますが、年齢的な事も踏まえ決断出来ないのが現状です。もっと勉強をしなければと痛感しています。

今までの経験をいかして（settyan・山口県・48）

家庭優先で、在宅でほそぼそと仕事をやっていましたが、まもなく末子が巣立ちます。長年なんとなくイメージしていた仕事を実現させるために、更なる資格取得と職探しに動き始めています。早くはないスタートですが、今までの経験をいかしながら、生きている実感を得られるような仕事をしたいと思います。

現状を最大限（yummin・長野県・38）

考えません。現状で最大限成そう！と思っています。就業環境、交渉の末、ストレスなく働く環境を手に入れました。昨年からは、違う業種とチームとして、どれだけパフォーマンスをあげるかを追求しています。離脱するとしたら、チーム内での役割の拡大の為、専門を極める為に短期研修という選択肢と思います。その際は、研修内容のみならず、パーソナルな環境変化も伴うので、準備とそれによる変化に対する覚悟が必要と思っています。まだ、全く具体的ではありません。

転職して2年です（たてたてよこよこ・静岡県・41）

転職して2年経ちます。仕事に対して効率的に、意欲的に取り組むべく日ごろから努力しておりましたところ、たまたま目にとまったインターネットのキャリア採用に応募し、合格しました。前職の待遇があまりにもよくなかったため、今はとても満足しています。やはり、前職での経験、知識がかなり役立つ毎日です。待遇等がよくなくても、自分のスキルを磨いて前向きに仕事に取り組んでいてつくづく良かったと思っています。

たくさんの投稿ありがとうございました。みなさんの投稿を読みながら、時代の変化を感じました。転職の鍵はスキルを磨いておくことなんですね。何がおきてもおかしくないこの時代に、だれでも転職を考えて仕事をしていく時代がきているのだと感じました。
 
スキルアップが会社ではなく、個人の努力にかかってきていること。また、転職できる能力を磨いておくことが必要になってきているのかもしれません。その意味でプロフェッショナルの時代が来ているのでしょう。
 
今回の投稿ではあまりふれられていなかったのですが、転職を成功させる秘訣として人脈も重要ですね。最近わたしが学生に言っているのは、時代を読む目を養うこと。自分の強みを知ること。コミュニケーション能力を身につけること。積極的にひとと会うこと。ありのままの自分を受け入れること、などです。
 
そういえば、フリージャーナリストの出井康博さんは、根拠のない自信をもつことの重要性を学生に説いていらっしゃいました。
自分のやりたいことに挑戦し、根拠はないけれど何とかなると信じ込む。もうこれだけで、何かができそうに思えてきませんか。
 
いまは誰もがリスクをかかえて不安になっている時代。絶対大丈夫という保障は誰にもないけれど、だからこそ挑戦ができる。自分らしく生きられる。そういった楽観的な前向きの発想が転職を成功させる鍵のようにわたしにはおもえます。そして何よりも健康であること。人生を楽しむこと。いまを精一杯生きること。
 
今回も一緒に考えていただきありがとうございました。またお話をしましょう。

• 2010.10.16
• 大沢真知子 日本女子大学 人間社会学部 現代社会学科教授　同大学現代女性キャリア研究所所長