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会議番号:3752 開催期間 2024年06月28日- 07月05日
会議に参加してくださったみなさま、1週間ありがとうございました! 今回は「相続について家族で話し合っているか」について、みなさんのお考えを聞かせていただきました。 投票結果は、YESが33%、NOが67%という結果。 相続というのは、なかなか話しにくい話題のようです。 ただ、YESと回答してくださった方たちは、「生前に話を持ち出すのは気が進まなかったのですが、父親の晩年期、『法定相続情報証明制度』で相続関係を整理しました。大変でしたが、勉強になりました。」(Kylinさん)のように、みなさん「相続について話し合って(対策をして)よかった」と感じていらっしゃるようです。 相続を受ける側から相続の話がしにくいのであれば、逆に「家族から、あなた自身の相続の話を持ち出されたらどう思うか?」という問いかけを前回しました。 これに対する回答としては「元気なうちに話して、大枠を決めるのが吉」(JIMAさん) 「子どもから話が来たら、むしろ歓迎。元気な内に適切な状態にしておくことは"子ども孝行"だと考える」(真打ちさん) 「ママとパパが死んだらこの家どうするの?と子どもから聞かれた。あっけらかんと話ができる間柄を喜ばしく思う」(nekosaurusさん) というように、「家族から自分の相続の話をされるのを嫌だと思わない」「残される人のために相続対策は必要だと思う」という意見を多くいただきました。 一方、「生きているうちに相続の話って、結婚する前に離婚時の慰謝料を決める感じで嫌ですね」(DiamondBarさん)、「パートナーに『あなたの相続はどうするの?親からもらった財産は?』などとストレートに聞かれたら、少々複雑な気持ちになりそうです。」(あさーかすさん)というご意見もいただきました。 ただ、(DiamondBarさん)はお父様も「財産目録のようなリストを作成」してくれていて、ご本人も「同様のリストは作成しておこうと思っている」、(あさーかすさん)も「言いづらいことは確かだと思うので、自分のことは自分から切り出そうと思います。」と相続については自ら行動を!と考えていらっしゃるようです。 相続対策は、相続が起こった後にすべきことを生前にしておくことでもあるのです。財産の持ち主と一緒に行うのが、「相続対策」。財産の持ち主がいなくなってから行うのが「相続手続き」です。 ① 相続する財産を探し出し ② 家族でどう分けるかを決め ③ 法的に整備する これが、相続で行うこと。財産を探すのも、どう分けるかを決めるのも、財産の持ち主がいるうちにしておいた方が効率がいいと思いませんか? また、事前に準備をしておけば、財産の分け方で家族がもめないよう、相続税に困らないよう、手を打つこともできるというわけです。 この会議をきっかけに家族で相続について話し合いをしていただければと思います。 1週間お付き合いいただき、本当にありがとうございます。またお会いできる日を楽しみにしております。★板倉議長の過去の円卓会議より・人生後半を楽しむお金。準備していますか?・自分の資産額、把握していますか?・遺言書、書こうと思ったことありますか?
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