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会議番号:3101 開催期間 2011年06月27日- 07月04日
『料理は、仕事力を高めますか?』の投票結果は、現在、Yes83%、No17%となっております。 Noの方の投稿が少し増えているようですね。 では Yes!の方は、「料理」と「仕事」の共通点をエピソードを含めて教えてください。 No!の方は、「料理は仕事力を高めない」理由などがあれば教えてください。 の投稿をみてみましょう。 Yes!の方のさらなる共通点としては、・効率・期日・誠実さ・論理的思考・予算・段取り・スケジュール など、かなりわかりやすいキーワードが並びました。 Momosさんは、新たに料理を生活としてはじめられた方。試行錯誤しながら、次第に自分のスタイルの料理法を身につけられているようです。その過程で仕事と共通するものをたくさん見つけられている様子。 UNAUNAさんは仕事が技術職なので、より仕事と料理の関係性を見出されています。双方でのスキルの向上が、仕事に、料理に日々いかされているのだと思います。 Kimirieさんは、技術だけでなくマインドについてご指摘されています。仕事も料理も「誠実」に。その先に私も笑顔があると思っています。 Kitazakuraの相手の幸福感を追求することで成功率が高くなるというのは同感です。相手を喜ばそうと思う気持ちが、自然に創意工夫をするようになります。また、「繰り返す」というところも重要。料理は、毎日作り続けるもの。その中で大いに発見と成長があります。ちなみに「本の通りに作ったがうまくできない場合」は、レシピ通り本当にきっちり作っていないか、もともとのレシピが美味しくなかったからではないかと。 優駿さんの「予算」についてのご指摘は、僕が料理にハマったときに出来なかった点。週末限定の料理は、作ること自体が楽しみで、趣味と同じくお金をかけていました。でも料理は日々のもの。1日、1週間、1カ月、1年……と続けていくうえでの「予算」。これは常に料理をする立場にならないと身につきません。仕事も何度も繰り返しプロジェクトを任されることで、予算感覚がわかり、最大のコストパフォーマンスを出せるようになりますから。 レスペクトさんは、料理をその日ではなく、1週間単位で考えられています。その段取りのスケジューリングに仕事との共通点を見出されています。初めて仕事を任された時、まだ全体を俯瞰して見ることができないため、無理無駄がでます。これが何度も繰り返すことで改善され、自らの気づきで段取りがよくなる。まさに料理と仕事の共通点だと思います。 では、投稿が増えたNOのご意見を見てみましょう。 qyf07416さんの「食事の支度」と「仕事」は似ているというご意見ですが、「料理が仕事力を高める」までは見出されていないようです。僕も最初は、一度の食事の支度が料理だと思っていたのですが、夕食の後には、翌日の朝食。そして昼食、また夕食と、料理はずっと続くものだと改めて気づきました。生きている限りは作り続ける料理をいかに楽しく長く付き合っていくかは、企業の活動(ゴーイングコンサーン)そのものだなと思いました。 Shoshoさんの「仕事は複数」、「家事は一人」というご指摘はごもっとも。特に仕事はチーム力が重要ですから。私の場合は、家事は妻と二人でしていることもありますし、パパ向けの料理教室で、1卓4名の知らないパパ同士を組ませて料理を作るときなどは、まさにチームワークが大切になってきます。料理実習を通じてのチームワーク研修もやったぐらい。任せられる人がいる環境があれば是非チャレンジしてみてください。 ニューヨークさんは、「別物」というご意見。「料理は、仕事力を高めるか」という気づきは、僕のようにもともと「料理を全くしていなかった」という立場の人が特に思うことだとも思います。次第にスキルが上がって料理が上手になっていく過程が、仕事と似ていると実感しました。 以上、投稿ありがとうございました。 さて、皆さまにお伺いしてきた議題も最後になります。 1度の食事でつくる料理と仕事の共通点から、日々の食事、1週間の献立へと、時間軸が伸びてきました。まさに料理も仕事も続けていくもの。 最後の皆様への質問は、 Yes!の方は、「料理」と「仕事」の継続性についての共通点を教えてください。No!の方は、引き続き「料理は仕事力を高めない」理由などがあれば教えてください。 どうぞよろしくお願い致します!
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