イー・ウーマン（ewoman）

目的を明確に（まりすけ・大阪府・38）

苦手な人に対しては自分自身が何をどうしたいのか、どうしてほしいのかを明確にしてから話をするようにしています。苦手にも色々あって、ペースが違ったり、プライドが邪魔してしまったりする相手もいるのですが、目的さえしっかりしていれば、上手くいかなかった時もそれほどストレスはかからないのではないでしょうか？

一生付き合える関係（marco302・海外・その他・40）

30代を過ぎて親友と呼べる関係が築けるとは思っていませんでした。それまでの私は、人間関係に気を使いすぎていたせいか浅い関係しか築けませんでした。しかし、この年齢になり、一生付き合えるだろうと思える仲間が増えています。海外生活という特別な環境ということもあるかもしれませんが、「一生付き合える関係」が私の「次」の行先です。

Share（hanamalon・神奈川県・48）

広報という仕事に就きながら、実際にはネットワークは作れても、それを継続して動かすところまでは持っていけないのが私の短所だと自覚していました。Facebookを利用してから、自然体で私が感じる色々な事や仕事の事等をPOSTし始め、なんだかその短所を超えたと最近感じる事ができています。自分を表現してきたつもりが、どこかで壁を作っていたのだなと。自分を楽しむ姿勢でそれを誰かとShareした結果、人間関係もスムーズになると感じています。

すべては経験（ゆうあんどみいこ・東京都・48）

好きな言葉に「あるのは解釈のみ」と「相手は自分を映す鏡」というものがあります。人生の半分を過ぎて出会った言葉ですが、これまで苦しみながら身に付けたことを言い表してくれたと、思わず膝を叩いてしまいました。これまで尖って輪の中からはみ出し、飛び出し、痛い思いをして輪に戻り、の繰り返しでしたが、結局その経験からしか学べないのでしょう。今までほど頻度を上げることはできないですが、これからも経験することを恐れずに行きたいと思います。

タイミングを外さない会話が課題（た・ま・香川県・33）

夫には感謝していることが多いのに、つい目先の苛立ちをぶつけてしまいます。機を逃すとお礼は言いにくくなります。仕事関係では、相手には嫌がられるけど、避けられない点を最初に断っておくことができなかった時に失敗します。言いにくいことって、タイミングを逃すとますます言いにくくなってしまうのです。タイミングを逃さずに思いや考えを伝えられたら、私の人間関係はもっとよくなると思います。

まずは挨拶できれば（ナシュ・東京都・40）

人付き合いが得意なほうではありません。人間関係では傷つくことも多いです。ご縁があって仲良くしてくれている人たちとは、この先もずっと良い関係でいたいです。でも、苦手な人とも、別の時に別の場所で違った立場で会えたら、仲良くできるかもしれません。その時に心を開いてその人とのお付き合いを楽しめると良いなと思います。そんな日が来ることを祈りつつ、苦手な人にも挨拶だけは明るくかけたいと思います。

家族と自立（ポーチュラカ・福島県・43）

私は持病から快復するまで、家族に支えられて来ました。そして快復してから恩返しの期間を経て、今はお互いに距離を置き、自立と発展を目指しています。その結果、私自身の交流関係が広くなり、活性化されました。

人間関係は人類永遠のテーマ。人は一人では生きられないもの。そして人との距離は難しい。
 
「ファシリテーターとして天然の才がある」と褒めていただいたことがあります。もしそうだとしたら、その「天然」を掘り出すのに、長い時間をかけて鎧を脱ぎ、シャツまで脱ぎ棄ててきたからでしょう。鈍行列車の僕は本当に時間がかかりましたし、まだまだこれからだと思っています。
 
「実は昔の君が苦手だった」と今ものすごく近い関係にある先輩に言われたことがあります。「若いころと変わったよね」とも。
 
自分が見ている「自分」と他者が見ている「自分」は、たいてい全然違います。他者にとっての「自分」は鏡だからでもあります。
 
許容量も人それぞれ。自分の器を広げていくのは時間がかかる。ゆっくりと無理のないように。
 
そして人にはそれぞれの「季節」がある。後で振り返ると共通の知人友人数知れず、再会しなかったのが不思議な環境に20年以上、30数年を経て再会した友人と今、仲間となって舞台を創っています。かと思うと「こんな出会いが！」とお互いに思った（はずの）舞台仲間が一瞬にして遠ざかってしまうこともある。先のことはだれにも分かりません。
 
それでも求める気持ち、持続したい意思がなければ関係は続きません。季節がめぐってくればまた会うこともあるだろうし、別れなければいけないこともある。
 
「家族」のよいところは「いいかげん」でいられるところかもしれません。では「夫婦」はどうなんでしょう。僕は「離婚」というかたちで、元妻といい関係になれるように（もちろん合意の上で）距離を修正しました。今、一緒に仲良く「仕事」をしています。
 
そして色々あっても最終的に人は人を求めるものと信じています。人が人を求めなくなったら世界は終りだ、とも。
 
一週間、ありがとうございました！

• 2011.10.24
• 丹下　一 俳優・演出家　コミュニケーショントレーナー Tama+ project代表