イー・ウーマン（ewoman）

明けましておめでとうございます。
皆さま、どんなお正月を過ごされましたか。
 
私は昨年秋に第二子を出産し、家族4人でお正月を迎えました。
 
ここ数年の年末年始を振り返ると、自分の人生が大きく変わったことを実感します。2007年は留学先の米中西部で夫と2人で過ごしました。2008年は第一子妊娠中、近所のお寺で除夜の鐘をつきました。2009年と2010年は家族3人で近くの庭園へ出かけ、獅子舞を見ました。
 
5年前のお正月には、自分が2児の親になるとは想像できませんでした。そもそも働き始めた15年前には、子どもを持って働き続けることができるとは、思っていなかったのです。
20代終わりに、仕事で出会った素敵な40代女性たちに「子どもは可愛いわよ！」と言われ続けるうちに「子どもって、いいものらしい」と思うようになり、30歳をすぎてから本格的に考えて33歳で第一子、37歳で第二子に恵まれました。
 
しかし現実には、女性が子どもを持って働き続けるのは、まだ課題が多くあります。キャリアのことを考えると、子どもを持つタイミングをつかむのが難しいと考える人はたくさんいますし、保育園の入所待ちが多いこと、教育費や住居費など経済面から子どもを持つのをあきらめたり、1人に留めておこうと考える人もいます。
 
すでに人口減少が始まり、高齢化社会に入った日本では、女性が働きながら子どもを2人以上持てるような仕組みを作らなくては、将来を支えることができません。この点を一般論として理解している人は多くても、政策作りでは後回しにされています。
 
そこで今回は、働くカップルの皆さん（男性女性を問いません）にお聞きしたいと思います。「働くカップル。子どもは2人以上がいい？」。イエスかノーでお答えください。また、その理由を教えてください。

• 2012.01.09
• 治部れんげ 経済誌記者