働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3140 開催期間 2012年01月09日- 01月16日
本日もたくさんのご投稿をありがとうございました。 働くカップルが望む数の子どもを持つために必要なことは何か、また、それを実現するためにどうしたら良いと思うか、という問いに多くのご意見をいただきました。 養子縁組について前向きに検討しているというHazel Nutsさんからは、政府に望む制度設計についてコメントをいただきました。核家族で3人のお子さんを育てたkemkemさんのご提案は「職場の地方分散」。余裕のある保育環境を生かすことができる上、地方自治体にとっては税収増にもなる、とのご意見です。私自身、休暇で地方に滞在した際、同じことを感じました。仕事さえあれば混みあった東京より地方都市で子育てをしたいです。marco302さんは「大家族化」というご意見。確かに三世代同居の多い県では出産後も働き続ける女性が多いと聞きます。 「仕事」の見直しについても、様々なご意見がありました。節電でサマータイム制度を導入したら生産性が上がった企業の例から「仕事の生産性を評価制度に取り入れて」(ルウさん)。「産休・育休を取得している間の派遣社員など、代理でお仕事をしてくれる方の給料サポート」(cocomoさん)といった具合です。 みなさん、ご経験に基づいた具体的で前向きなご意見をありがとうございます。海外の方からは、今の日本の制度に縛られないユニークなご意見をいただき、目からウロコが落ちる思いでした。 最後に、あえて「制度や施策ではない」というmr-mamaさんのご意見に耳を傾けてみたいです。「必ずしも制度が整っていればすべてがうまくいく、とは思えません。ありとあらゆる手段は講じたのか、思い込みはなかったか。振り返ると自分自身の意識の問題、が一番の原因だと思います」。経験者だからこそ、のいわゆる自己責任論とは異なる重みを感じる言葉です。 まだまだ、仕事と育児の両立をするための環境は理想とは遠いかもしれません。ただ、先輩ママ&パパたちのおかげで、少しずつ制度は拡充されています。機会を見つけて自分たちが「欲しい制度」について声を上げながら、今ある仕組みを最大限使って自分とパートナーがどんな選択をするのか、前向きに考えていきたいですね。
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