働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3152 開催期間 2012年03月12日- 03月19日
こんにちは、弁護士の金野志保です。 このテーマは、何度か問いかけているものですが、最近また「離婚模様」が変わってきたような気もしますので、再度取り扱わさせて頂きます。 私が弁護士になった21年前頃は、離婚の原因でもっとも多いのは不貞行為、特に男性側の浮気に基づくものが多かったように感じます。その後一時DVが増えましたが、DV防止法も成立し、今は身体的暴力はやや減少気味である印象です。 それに代わって最近のご相談事例で多いのが、言葉の暴力、モラル・ハラスメントといったものです。そしてそれは男女を問わないのも特徴的であると感じております。また、モラル・ハラスメントの場合、肉体的暴力とは異なり、他人から指摘を受ける等、何かきっかけがないと、モラル・ハラスメントを受けているという事実に気付かないことが多いのも特徴的です。 毎日顔を合わせ、かつ、本来最も信頼すべき相手であるパートナーからの頻繁な精神的打撃は徐々に精神を蝕んでいくことも多いようで、ぎりぎりまで我慢して心を病んでしまう方も少なくありません。 モラル・ハラスメントに限らず、異性関係、肉体的暴力、性格の不一致、原因は問いません。離婚を考えたことがありますでしょうか? 1週間、離婚についてディスカッションしていきましょう。よろしくお願いいたします。
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