イー・ウーマン（ewoman）

ケアマネという発想、良いです！（irukakun55・福岡県・43）

リンクの記事の冒頭にあるとおり支援サービスは「調べて申請しないと使えない」、一方で私が出産した20年前と違い、現代は溢れるネット情報を取捨選択しなければならない、ケアマネの役割は絶対必要！と初めて言葉を聞いて思いました。職場でも地域でも教育でもナナメの関係が必要とよく言われますが、これは正にナナメですよね。タテ(親)は価値観が違うことがあるしヨコ(ママ友)も仕事を持つかどうかなどで分断しがち、本当に自分に寄り添い情報提供をしてくれる人がいたら…と思います。

産後サポートが本当に嬉しかった（佐々木かをり・東京都）

一人目を出産した30年前、思いがけず突然、区から委託された方が自宅を訪れ、赤ちゃんのことをおしえて下さるなどあり、本当に気持ちが落ち着きました。二人目の時も待っていたのですが来ず。区に問い合わせたら1人目だけ、と言われました。産後は時間的にも精神的にも変化が大きいので、愛情があり経験がある「他人」がサポートしてくれることはとても重要だと思います。家庭によっては毎月1回1-2時間でも訪問があれば、虐待も防げるかと思います。

介護で大きく支えられた（unagi・東京都）

今回、子育てケアマネの提案を初めて知りました。大賛成です。パートナーの親が突然介護になったとき、ケアマネさんが豊富な知識で支えてくれました。妊娠から子育ても専門家の支援が切れ間なく続けば、不安は大きく解消されると思います。昔は親がやっていた役目かも知れませんが、誰もが親の支援を受けられるわけではありません。ぜひ導入を進めてほしいと思います。

人の輪と法整備（真打ち・栃木県・55）

緊急集会後のSNSでの炎上は辛い展開だったと思うが、否定的意見であっても、心が動き、動画や記事を見るに至った事実は関心の表れでもあると、私は思う。今は社会全体が、米の価格高騰や不安定な雇用形態などから、お金が掛かる事に敏感且つ、熟考しないまま否定する傾向にある気がする。また、本当に支援を必要としている人が、社会との関りが希薄だと表面化しづらい。だからこそ、ご近所や地域の繋がりを法整備と並行して推進する必要があると、私は思う。

「統括ケアマネ」資格の提案（Kylin・大阪府・66）

現場の「ケアマネ」は、主として老年介護対象の資格だが、社会の複雑化・国際化・IT化で生活をサポートするのは、それだけでは不足だと思う。「子どもケアマネ」「青少年ケアマネ」「壮年ケアマネ」「老年ケアマネ」「国際ケアマネ」に専門知識化して、ノウハウを系統立てて、その上に「統括ケアマネ」の資格を設けたらどうかと考える。

みなさま、投票と投稿をありがとうございます。
炎上騒動もあったので（笑）、「NO」の方も割といるかなと思っていましたが、「YES」子育てケアマネ賛成と投票、投稿くださった方が多く、とてもうれしく思いました。
 
「パートナーの親が突然介護になったとき、ケアマネさんが豊富な知識で支えてくれました」（unagiさん）と投稿くださいましたが、1日目の原稿にも書いた通り、介護版のケアマネをベースに考えていただくとわかりやすいと思います。
 
介護も以前は家族でやらなければならないと考えられていましたが、介護保険やケアマネができたことで、介護が家庭から開かれて社会化が進んだという経緯があります。親の介護もみんな初めてのことで、どこに相談したらいいのか何のサービスを利用できるのかわからない、家族だけで支えることに疲れがたまってしまうというのが現状でした。
 
そんな中、ケアマネさんが悩みを聴いてサービスのアレンジをしてくれ、申請手続きをサポートしてくれるという制度ができたことで、助かった家庭も多いのではないでしょうか。
 
「産後サポートが本当に嬉しかった。…二人目の時も待っていたのですが来ず。区に問い合わせたら1人目だけ、と言われました」（佐々木かをりさん）と投稿くださいました。
妊娠・子育ても介護と同じように初めての経験。2人目育児、3人目育児でも同様です。初めての妊娠・子育てに伴走しながら相談を受け、使えるサービスをつないでくれる子育てケアマネの存在が必要だと考えています。
 
「職場でも地域でも教育でもナナメの関係が必要とよく言われますが、これは正にナナメ」（irukakun55さん）という投稿の通り、家族だけで頑張らない子育てにしていくことが大切です。
 
「統括ケアマネ」資格の提案（Kylinさん）
「ご近所や地域の繋がりを法整備と並行して推進する必要」（真打ちさん）というご提案もいただきました。
 
産後うつや虐待防ぐ「子育てケアマネ」、賛成ですか？
みなさんはどのように考えますか？
3日目に向けて、YESの方も、NOの方も、子育てケアマネを広げていくにあたって、懸念点や必要と思われることなど、ぜひ投稿ください。ご自身の体験や周囲の子育て家庭を見て、具体的な理由と共にお聞かせいただけたらと思います。


★高祖議長の過去の円卓会議より
・虐待死、0歳児が4割超。母親を救う方法ありますか？
・出生率、1.2の衝撃。改善するアイデアありますか？
・「日本版DBS」法案を閣議決定 。関心ありますか？

＜運営事務局より＞
・6月27日（金）まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。
・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。
自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。
・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。
・議長からの各日の投げかけ（赤字部分）に答えた内容で投稿してください。

• 2025.06.13
• 高祖常子 子育てアドバイザー、インターネットサイト「こそだて」編集長、NPO法人児童虐待 防止全国ネットワーク理事