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会議番号:3167 開催期間 2012年05月21日- 05月28日
marco302さんがおっしゃるように、中国やインドの人々がゴールドに強く執着するのは今に始まったことではありませんし、実際に両国の実需+投資需要は増加傾向を続けています。 そして、近年は目立って欧州の人々もゴールドへの関心を高めています。お分かりの通り、その理由は域内共通通貨であるユーロの価値低下と先行きに対する不安です。その点、目下の日本円は諸外国通貨に対して価値を高めており、まして長らくデフレ(モノの価値よりカネの価値の方が高い)状態が続いているわけですから、日本人が諸外国の人々に比べてゴールドに執着しないのは当然のこととも言えるでしょう。 ただ、最近は世界で最も劣悪な日本の財政事情をして、ギリシャが抱える問題は必ずしも対岸の火事ではないなどと心配する声もないではなく、いずれは円安傾向が強まり、この日本にもインフレが台頭すると見る向きも少なくはありません。 もっとも、仮にそうであったとして具体的にはどのような方法でゴールドと向き合えばいいのか、という課題もあります。blue sangoさんがおっしゃるとおり、積立型の商品(投資法)というのもありますが、よくよく調べてみると結構取引コストが馬鹿になりません。ゴールド・バー(金地金)やゴールド・コインというのもありますが、一体どこへ足を運んでどのように保管したらいいのか……。「時間がもったいない」と言われてしまっても仕方がないのかもしれません。 そこで一つのご提案なのですが、ネット経由で口座開設や取引ができ、資金はネットでの送金も可能、パソコンやモバイル端末などで居ながらにして向き合うことができ、保管場所にも困らない金ETF(上場投資信託)を利用するというのはいかがでしょう。 たとえば、東京証券取引所に上場する「純金上場信託(現物国内保管型)」という金ETFの一種は、いわゆる東京金価格(1グラム当たり/円建て)に基本的に価格連動し、直近の終値は3960円。株式と同じように、取引時間中であれば時価で売買でき、単位は1株から、つまり4000円弱の資金からでも挑戦できます。ゆきななさんのスタイルは、このETFなのではないでしょうか。 いかがでしょう。金(ゴールド)─ジュエリーも含む─を持っている「YES」の方も、持っていない「NO」方も、この「金ETF」についてどう思われるか、ぜひご意見をお聞かせ下さい。 よろしくお願い致します。 ★2009年10月、田嶋議長が同じテーマで会議をしています。ぜひご覧ください。「金(ゴールド)、持っていますか?」
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