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会議番号:3172 開催期間 2012年06月01日- 06月08日
みなさんから、民主主義の本質を突く素晴らしい投稿をいただきました。 「民主的」とは「官僚的」の反意語である。marco302さんが指摘するとおり、民主主義は常に少数者の支配を退けるための理念でした。なぜ少数者の支配はよくないかといえば、少数者の利益ばかりが実現され、みんなが一人一人平等に扱われる(AnneRoseさん)ことがなくなりがちだからです。 そうならないために、みんなで物事を決める民主主義が必要とされました。しかし、私たち一人一人の考え方や生活環境は異なる(真打ちさん)から、より多くの人の意見をみんなの意見とみなす、つまり多数決で物事を決めることが必要になります。正しい多数決を行うためには、少数意見も尊重されなければなりませんから、異端児と思われても疑問をぶつけていくことが大切(Harminさん)です。 また、感情に流されない討論(佳華さん)と意見の対立の中から新しい議論を構築するぐらいの熟した話し合いのスキルが必要(Fumfumさん)なのも、多様な価値を持つ人々がみんなで一つの結論を選ばなければならないからです。 だから、民主主義はまどろっこしい(ポーチュラカさん)こときわまりないのです。さらに、多数の票がものをいうため、民衆心理を利用した大衆受け(黒船さん)に流れる危険があることも事実です。でもそれは、複数の人が集まって一つの社会をつくって生きるときには、国でも会社でも家庭でも、必ず必要なまどろっこしさと危険のように思います。 次は、国民一人一人が自分の意見を明らかにして多数決をする直接民主制について考えてみたいと思います。人口からいって実現不可能な直接民主制(佳華さん)が実現されれば、より民主的な社会ができる。そう考える人は多くいらっしゃいます。例えば、国民が首相を直接選ぶ首相公選制を望む声は常に多数を占めます。みなさんは、国民一人ひとりが直接首相を選ぶ「首相公選制」についてはどう思いますか? 「民主的」とは何かなんて考えたことのないNOの方も、直感でかまいません。あなたが直接首相を選べるとしたら、どう思うか、どうしたいか。ぜひご意見お寄せください。【田村議長の過去の円卓会議より】◆憲法は、国民が守るべきルールだと思いますか?◆国や自治体に憤りを感じたこと、ありますか?
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