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会議番号:3182 開催期間 2012年07月27日- 08月03日
今回の円卓会議の結果は、かかりつけの婦人科がある方、ない方がほぼ半数となりました。かかりつけのない方も、現在探している最中であったり(lailaさん)、日頃から行動範囲内の医院をチェックしている(まりすけさん)など、かかりつけとなり得そうな婦人科を見つけておきたいという思いがあるようです。 初めて婦人科にかかる決め手としては、口コミ(黒船さん、makkyoさん、lailaさん)、土曜日も診療を行っている(まおにゃんさん)、ストレスなく通院できる距離(banana5さん)などが上げられました。さらに実際にかかる前には、Webで情報収集してから(makkyoさん、まりすけさん)かかるようです。 無料婦人科検診で運よくいきつけとなる婦人科を見つけられた方(anastasiayanoさん)もいれば、いろいろ受診して3人目の医師でようやくかかりつけ医とできる医師に巡り合えた方(佳華さん)もいます。やはり、とにかく行動を起こしてみないことには自分に合った信頼できる医師(黒船さん)、病院には出会えません。anastasiayanoさんがいうように「検診は、いきつけの婦人科を見つけ、病気の早期発見ができる絶好の機会」ですから、まず婦人科検診を受けに行ってみることをお勧めします。 まゆぴーさんのように、出産した病院がかかりつけとなり、その後の定期検診、子宮筋腫の治療、更年期治療と一生を通じて、同じかかりつけ医に診ていただけることは非常に心強いと思います。 女性の身体は、女性ホルモンの影響を受けて複雑に変化し、ホルモンの変化に伴う病気も多く、かかりやすい病気も男性とは異なります。卵巣からのホルモンの分泌が始まる「思春期」、性機能が成熟してホルモンの分泌が順調になる「性成熟期」、ホルモンの分泌が低下して、月経周期が乱れ始め閉経に至る「更年期」、ホルモンの分泌がほぼなくなる「老年期」と、年齢に応じて女性ホルモンの分泌量は大きく変化し、それぞれの年齢により気をつけたい病気も異なってきます。 年齢に応じた代表的なトラブルとしては、「思春期」には二次性徴・月経不順・にきび・性感染症、「性成熟期」には妊娠出産に伴うトラブル・子宮筋腫・子宮内膜症・子宮頸癌・不妊症、「更年期」には更年期障害・高脂血症・子宮体癌、老年期には骨粗鬆症・排尿障害(尿失禁)、性交障害などが上げられます。 また、女性のライフスタイルも変化し、様々な人生の選択肢がある中で、女性の悩みも病気も変化してきています。身体だけ診ていても症状が改善しないケースを多く経験します。日頃の悩みや生き方、その方が抱える見えないプレッシャーをともに探り、理解することで改善につながるケースもあります。 生涯を通じて、いつでも相談できるかかりつけ医(パートナードクター)をぜひ見つけて、みなさんの健康管理の心強い支えとしていただきたいと思います。 【鈴木議長 過去の円卓会議より】◆婦人科検診について情報交換できる友人がいますか?◆女性の健康管理の補助制度、活用していますか?
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