イー・ウーマン（ewoman）

はらぺこあおむし（MANAMIN・東京都・32）

定番かもしれませんが、「はらぺこあおむし」は息子のお気に入りです。 片言期くらいから、小学生になった今も、変わらず「読んで！」と持ってくるお気に入りの絵本です。カラフルな絵と、リズミカルな文章がステキです。暗唱出来るほど、読み続けている絵本です。

私と姪のお気に入り（キョウコ55・兵庫県・35）

両親に読み聞かせをしてもらう際に、私はたくさんある絵本の中から、選ぶ本がかなり限られていたそうです。小学生になっても幼児向けの絵本で気に入ったものはずっとねだっていたそうで、その中のもっとも印象的な1冊が「三匹のやぎのがらがらどん」です。ヤギという弱そうな動物も、個体によっては怪物をもやっつけることができることに胸がすく思いだった記憶があります。実は同じ本を姪も非常に気に入って、読み聞かせをねだっているそうです。

大好きだった絵本（らふぃき・32）

小さい頃、寝る前に絵本を読んでもらうのが大好きで、なかなか寝なくて大変だったと両親から言われました。大好きな絵本はたくさんあるのですが、ふっと思い浮かんだのは「めっきらもっきらどおんどん」です！　違う世界に飛んで行ける謎の呪文や、遊んでいる様子、そしてもちの木の美味しそうなイメージ……全てに魅了されました。いつか自分の子どもが生まれたら、ぜひ読んであげたい1冊です。

年長〜小学校低学年向け（らは・東京都・35）

蒔田晋治・作　子どもの未来社　から出版されている「教室はまちがうところだ」です。子ども達にもこんな風に学んで欲しいし、大人の社会でもそんな風に物事を決められたらな～と思います。

2ヶ月から読み聞かせ（reikot・大阪府・41）

図書館司書をしています。現在は育児休業中で、6ヶ月の息子には2ヶ月から読み聞かせをしており、その反応の良さに驚き、また、嬉しく思っています。 私は幾つかのバラエティを持たせて読み聞かせをしていますが、夫にも参加して欲しいので専用に『ぴょーん』と『がたんごとん』を渡しています。最初は、「読むの？」と戸惑っていた夫も「食いつきがすごい！喜ぶね！」とご満悦です。世のお父さん方に是非、読み聞かせをしてもらいたいです。

小学校の読み聞かせでも好感触（jersey・福岡県・35）

「きょだいな きょだいな」ページをめくるたびリズミカルに次々と現れる巨大な物体の世界を、まるで自分が小さくなった気分で旅するような楽しいお話で、私も娘もお気に入りでした。トイレットペーパーなど、意表を突く面白さ。「だいふくもち」昔話にありがちな渋めの色合いとタッチで、教訓めいた絵本ですが、餅が餅を産む！というシュールな話で、意外なほど子どもたちは面白がってくれます。語り部口調でなりきって読むと楽しい、私の十八番です。

「エルマーのぼうけん」（あきんぼ・東京都・45）

19歳になる息子が4歳くらいの頃に読んであげたのがこの本。でも最後までいかないうちに、文字が読めるようになった息子が逆読み聞かせしてくれるようになりました。それからは読んであげようとすると「僕が読む！」と取り上げられ、あまり読んであげた記憶はありませんが、今は本の虫です。私が読んでもらったのは、耳なし芳一とか、芥川の蜘蛛の糸などの怪談ばかり。持病のあった母に読んでもらった記憶はなく、全て父が読んでくれたもので、おもしろかったけど怖かったです。

てとてとてとて（Ai・兵庫県・39）

浜田桂子さんの絵本はとても温かくて好きです。1歳くらいの小さい子どもが、手の動きを真似して遊ぶ姿もかわいらしく、また年長さんくらいの年齢の子どもでも、手をつなぐことが心をつなぐ意味を心で感じられるような内容です。

どろんこハリー（るるまる・大阪府・40）

子どもの好みを探りながら、いろいろな本を読み聞かせています。 特にどろんこハリーという本のリクエストが多いです。ハリーという名の犬の絵と、ちょっとした冒険が面白くかわいいからかな、と思っています。「もげるのおいしいレストラン」「まんなかのはらのおべんとうや」など食べ物が出てくると嬉しいみたいで、何度も読んでます。

ぐりとぐら（namiri・神奈川県・43）

ぐりとぐらのシリーズです。可愛らしい素朴な絵、ついリズムをつけて口ずさみたくなるフレーズ（CDもでていたような……）、おいしそうなおやつ。1冊で何度もおいしい絵本です。

大人にも学びのあるもの（unagi・東京都・51）

外で遊ぶばかりの子どもだったので、絵本と触れ合った記憶がなく、また自身にも子どもがいないので絵本にあまり縁がないままです。しかし様々なメディアの書評などを見ると大人にとって学びの多い絵本もあるようなので、この会議で情報を得たいと思います。

たくさんの投稿をありがとうございました。
「絵本の読み聞かせ、オススメの一冊はありますか？」に多くの方からのご参加をいただいて、とても嬉しく、興味深く読ませていただきました。
 
ご紹介いただいた絵本のなかには、初めて知る作品がたくさんありました。読み聞かせの情景が目に浮かんで、「娘に読んであげたい！」と今すぐ本屋さんに走りたい衝動に駆られています。
 
キョウコ55さんオススメの『三匹のやぎのがらがらどん』、らふぃきさんの『めっきらもっきらどおんどん』、どちらも名作なのですね。ことば遊びや、ユーモラスな絵。私も読んでみたくなりました。らはさん推薦の『教室はまちがうところだ』も気になります。らはさんのコメントのとおり、実際に小学校の授業にも取り入れられているようで、早く読みたい！とウズウズしています。
 
MANAMINさんオススメの『はらぺこあおむし』は、大人も一緒に楽しい気持ちになります。エリック・カールの作品は私の娘も大好きです。コラージュの技法と鮮やかな色彩感覚。『パパ、お月さまとって！』も仕掛けが面白く、娘の大好きな絵本でした。
 
Reikotさんの読み聞かせエピソードも素敵でした。きっと息子さんは、パパと絵本を読んだひとときが宝物のような記憶になるのでしょうね。
 
絵本を読み聞かせていて感じるのは、子どもの率直な反応は予想以上に読み手を嬉しくさせるものだということ。じわじわと笑みが広がったり、声をあげて主人公を応援したり。それを見て、子ども以上に自分が笑顔になっていることに気づかされます。子どもが絵本の内容にグッと入り込む瞬間も感慨深いものがあります。こどもたちの目の奥が静かになって、顔つきが変わり始めます。
 
幼児教育のプロによると、読み聞かせで集中力や想像力が養われるといいますが、同時に子どもが大人に“あまえられる”大切な時間でもあるそうです。加えて、私は10年後、20年後にも続く余韻が残るものだと思います。
 
今回「オススメの絵本がある」と答えた方は83％。みなさんの心に残る作品や、いまお子さんが夢中になっている絵本が多種多様であるように、その作品から受けた影響も人それぞれだと思います。
 
娘が3歳のとき、歯磨きの大切さを知ってもらいたいと『むしばいっかの　おひっこし』という作品を見つけました。ユーモアたっぷりの絵と、愉快な物語に娘はすっかり夢中になり、やがて面白がって自分から歯磨きをするようになりました。
 
谷川俊太郎さんの『ことばあそびうた』は、5歳児には難しいだろうと本棚にしまったままでした。ところが娘は自ら手に取り、読み進めながらゲラゲラ笑っているではありませんか。私の思い込みを省みる、一冊となりました。
 
また昨年『ビロードのうさぎ』を同世代のママたちに向けて読む機会がありました。物語に涙ぐむ人、子ども時代とは違った意図を汲み取る方、反応は様々でした。
 
面白いですよね。同じ本を読んでも、受ける印象が千差万別なのは、音楽と似ているように感じます。
 
みなさんが読み聞かせの影響・効果を実感されるのはどんな時ですか？
あきんぼさんの《文字が読めるようになった息子が逆読み聞かせしてくれるようになりました。今は本の虫です》は、まさにママの愛情の賜物ではないでしょうか。
 
読み聞かせの影響・効果を実感されたエピソードを、その絵本のタイトルと一緒に教えてください。
 
みなさんの投稿を楽しみにお待ちしています。
 
 
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・ウィンウィン対談
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・円卓会議
30歳は人生の転機？

• 2012.08.27
• 進藤晶子 フリーキャスター